おすすめ朱泥買取業者とは？中国骨董の朱泥を高く売るコツと高価買取ポイントをご紹介

これは朱泥だけでなくその他の骨董品にも言えることですが、単純に「古そう」と感じるだけでも、数万円以上で売れる高い価値を秘めた骨董品である可能性はゼロではありません。

そのため、基本的には価値や買取価格については、専門家へ査定依頼することをおすすめします。

特に近年は中国で質の良い朱泥が取れなくなってきているため、昔に作られた高品質の朱泥作品の評価が高く、作家が不明の品でも数万円～数十万円単位の買取価格が期待できることも多いです。

「ただ古そうな急須に見えるだけ」であっても、骨董品買取業者に相談するには十分な理由になりますし、買取業者側も「古そうであれば相談をしてほしい」「まずは価値を知ってもらうだけでも結構です」と言っていますので、安心して依頼して大丈夫です。

朱泥作品の中でも高価買取が期待できるのが「古い中国骨董の朱泥」です。

上述したように、昔の朱泥作品は質が高いものが多いのですが、さらに近年では中国経済の発展に伴って、中国骨董の相場が全体的に上昇しています。

そのため「「中国骨董の朱泥」というだけでも高価買取が期待できる状態になっています。

ただ、本物の中国骨董かを見極めるのはまず素人では不可能ですので、まずは「漢字で何か書いている」「中国っぽい装飾だと思う」と感じる程度で大丈夫で、あとは専門家の査定を受けて判断します。

朱泥作品の中にはもちろん作家が手掛けたものがあり、例えば中国では「任淦庭」「譚泉海」「毛国強」「沈漢生」「束旦生」など、日本では「山田常山」が有名です。

基本的に朱泥は作家不明の品でも買取価格が付く例が多いのですが、作家物の朱泥となると、その作家自身のネームバリューも査定項目に含まれます。

そのため、あらかじめ作家物の朱泥だと分かっているだけでも高価買取の期待値は大きく上がります！

作家物の朱泥かどうかは、作品の目立たないところに入っている「銘」や、箱への「墨書き」で確認できます。

ですが、敢えて銘が入っていない朱泥作品もありますし、箱が無くて確認できない場合もあります。この場合も、基本的には査定員に判断を任せることが出来ます。

価値のある中国骨董や作家物の朱泥の場合、基本的には「箱」に保管されている場合が多いです。

箱には作品名・作家名などの詳細情報が書かれていることがあり、もちろん箱がない場合でも査定は可能ですが、こうした箱に記載された情報を読むことで、更に深いレベルでの査定が可能になります。

特に、数十万単位での買取価格が期待できる朱泥であれば基本的には共箱に入っていますので、朱泥に共箱があるだけでも高価買取が期待できるというわけです。(ただ、共箱がないと価値がないということではありません。)

ただ、昔の作品だと最初から箱がなかったり、箱を新たに作り替えたりということも当たり前に行われてきましたので、「箱が残っていればラッキー」くらいに捉えておけば大丈夫です。

昔の朱泥作品になると、やはり経年によるヒビや欠け、割れなどのダメージが生じている可能性も高くなります。

骨董品になると、どうしてもある程度の経年劣化が起こってしまうのは仕方のないことですが、やはり劣化が目立つ作品だと買取価格が減額になってしまう可能性は高いです。

ただ、元々の価値が高い朱泥作品だと、劣化による多少の減額はあったとしても、よほど程度が酷くない限り、価値がゼロになってしまうことはありません。

また、無理な修復を行うと余計に価値が下がってしまう恐れもありますし、修理代金と買取価格のバランスが取れないこともありますので、もしダメージがある朱泥作品でも、まずはそのままメール査定などで価値を確認してみることをおすすめします。

朱泥を含めた骨董品全般に言える事ですが、高い価値をもつ骨董品とは「然るべきルート」から見つかる場合が多くなっています。然るべきルートを簡単に挙げると、「1.骨董品収集家のコレクション」や「2.オークションや骨董市等で高い金額で購入」、「裕福な人からプレゼントされた」などです。

ですので、朱泥を見つけた際にはどういったルートを辿ってここにあるのかが確認できるのであれば確認しておくことをおすすめします。「昔に政治家の人から貰った」「中国骨董の収集家だった」などなど、そういった入手ルートであれば高価買取はかなり期待できますよ！