中国絵画買取情報の目次
このページでは中国絵画買取に関する様々な情報をご紹介するのですが、情報量がかなり多くなりますので次の目次を参考にしてください
安心して中国絵画の買取を
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中国絵画の買取相場を一覧でご紹介

中国絵画の買取価格は作風や歴史、作家や状態によってピンキリですので、まずはできるだけ多くの種類の中国絵画買取相場を一覧で紹介していきます。
中国絵画買取について流れや方法を知りたい方はこちらの「骨董品買取が初めての方へ」を、おすすめの中国絵画買取業者について知りたい方は後述の「中国絵画買取におけるおすすめ買取業者について」を参考にしてください。
中国絵画の種類 | 状態 | 買取相場 |
---|---|---|
中国絵画(岩彩) 丁紹光作 | サイン有/額付/鑑定書付 | 220万円~250万円 |
風景画 郭雪作 | 落款有/額付 | 55000円~10万円 |
中国絵画 張歩作 | 落款有/剝落有/額付 | 70000円~11万円 |
中国絵画 龍瑞作 | グワッシュ画/落款有/剥落有/額付 | 12万円~18万円 |
風景水墨画 王鏞作 | 落款有/額付 | 45万円~50万円 |
達磨図 范曽作 | 落款有/額付 | 85000円~13万円 |
墨彩画 范曽作 | 落款有/額付 | 110万円~130万円 |
風景画 歐豪年作 | 落款有/額付 | 25万円~35万円 |
梅図 楊建華作 | 落款有 | 350万円~380万円 |
このページでは中国の作家が描いた絵画を一括りに”中国絵画”として紹介しますので、水墨画や油絵など様々な作品を含みます。
やはり高額な買取価格が期待できるような中国絵画になると作家物が多くなりますが、そもそも中国作家の情報は日本ではメジャーに広がっていないため、作家作品の価値や相場となると、素人ではなかなか把握が難しいのが現状です。
ですので、「聞いたことのない中国作家の絵画に高い買取価格が付く」という可能性も十分にあり、自宅にあった昔の中国絵画に数十万円の買取価格が付くようなケースも珍しくありません。
では、次は画像と解説付きで中国絵画の買取価格について紹介していきます。
【中国絵画】絵画の買取価格例の紹介

では、中国絵画の絵画の買取価格について紹介します。画像付きで絵画の買取例を挙げて紹介しますのでぜひ参考にしてください。(※なんでも鑑定団のような評価額や鑑定価値と買取価格は全くの別物で、評価額は買取価格よりもはるかに高い金額が算出されます。)
【中国絵画】丁紹光 版画

こちらは「丁紹光(ティンシャオカン)」という中国作家が描いた作品です。基本的にシルクスクリーンなどの版画作品が多い作家ですので、買取相場としては作品の希少性が大きなポイントになります。
こちらは、中国の上海大劇場の壁画が基になっている版画作品「芸術の女神」で、175部が製作されました。買取相場としてはおよそ5~8万円前後が期待できますが、状態によっても大きく変動します。
また、丁紹光作品は稀に直筆の岩彩画が流通する場合があり、それらは数百万円単位で取引されるような高額絵画です。2005年に開催された中国オークションでは、50号の岩彩画「祝福」が、現存作家の対同寸比最高価格にて落札されました。
【中国絵画】胡鉄梅 中国唐画

こちらは「胡鉄梅(コテツバイ)」という古い中国画家の作品で、状態等も加味すると買取相場としてはおよそ8~12万円前後が期待できる絵画です。
胡鉄梅は清代末期に活躍した中国画家で、日本人女性と結婚して来日したので日本での知名度も高く、日本南画家にもその画法を伝えたと言われています。特に水墨画において高く評価されており、王冶梅と並んで梅画で有名な画家です。
【中国絵画】呉昌碩 中国唐画

中国画家の中でも有名なのが、中国近代でもっとも優れた芸術家とも称される「呉昌碩(ごしょうせき)」です。
本格的に画を学び始めたのは50歳を過ぎてからで、上海の富裕層に好まれ始めたことから知名度が上がり、画だけでなく書や篆刻なども高額で取引されるようになっていきました。
買取相場としては100万円を超えるものも多く、こちらの画もおよそ120万円前後の買取価格が期待できる程です。ただ、有名な中国画家ゆえに贋作・偽物も多いため、売却の際にはまずはプロの意見を聞くことをおすすめしています。
【中国絵画】徐悲鴻 森林画

中国近代画家の中でも高い知名度を誇るのが「徐悲鴻(じょひこう)」で、特に水墨画の馬の絵で知られます。中国近代画家の有名な一人で、北京には「徐悲鴻記念館」が設立されています。
こちらは買取相場としてはおよそ20~30万円前後が期待できる作品ですが、状態や描かれている題材によっても買取価格は大幅に変動します。やはり高額が付きやすいのは有名な馬の絵ですが、こうした風景画なども高値で取引されることが多いです。
ただ、徐悲鴻作品も複製工芸画や偽物・贋作などが多く流通しているため、まずは骨董品買取業者の無料相談を利用することをおすすめします。
【中国絵画】黄永玉 木版画

「黄永玉(コウエイギョク)」は20世紀を代表する中国画家で、作品には木版画が多いです。香港でも有名な中国画家で、いつも明るい表情をしていることから香港では”ネズミおじいちゃん”の愛称で親しまれています。
版画作品中心のため買取相場としては作品の希少価値によって大きく変わり、こちらの作品の場合、買取相場としてはおよそ1~3万円前後が期待できます。
黄永玉は2008年開催の北京オリンピックの開催作品を手掛けたことでも知られ、国際オリンピック委員会から五輪芸術賞を授与しています。
中国絵画買取におけるおすすめ買取業者

まず初めに、手間をかけずに中国絵画を高く安心に売る為に最も大切なおすすめの中国絵画買取業者をご紹介します。買取業界において「おすすめの中国絵画買取業者=おすすめ骨董品買取業者」ですので、当サイトで紹介しているおすすめ骨董品買取業者を参考にしてください。
中国絵画買取においても買取業者の選択さえ間違えなければ、手間いらずで高く安心に中国絵画を売ることができます!
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日晃堂
日晃堂は骨董品と食器を専門的に買取している買取業者です。骨董品の幅広い種類に応じて専門的に見れる査定士を揃え、世界に広げている販路が強みで、骨董品買取では特におすすめしている買取業者です。
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福ちゃん
福ちゃんは中尾彬さんと池波志乃さんが広告塔を務めるてるのが印象的。福ちゃんは総合買取業者ですが、骨董品買取には専門的に力を入れており、総合買取業者としての強みを活かしたイチオシ買取業者です。
高価買取が期待できる中国絵画の特徴とは?

では、次に高価買取が期待できる中国絵画の特徴をご紹介します。これから紹介するポイントに多く該当すると高く売れる中国絵画である可能性も上がります。
高価な中国絵画の買取価格は非常に期待できるので、後述にあるように条件に合う中国絵画があれば骨董品買取業者等に査定依頼をすることを強くおすすめします!
中国絵画の買取価格は「作家」によって変わります

中国絵画を買取に出す際、最も注目される査定ポイントとしては「作家」が挙げられます。
絵画作品は作家のネームバリューと作品の希少性によって買取相場が決定し、例えば「ゴーギャン」「ピカソ」「ゴッホ」などの絵画に数億円の価値があることは有名です。
ただ、ここまで有名な作家とはいかなくても、例えば数万円~数十万円単位で売れる近代画家の作品などなら個人所有の割合も比較的高いため、「自宅にあった飾ってない絵画を査定してもらったら数十万円の買取価格が付いた」という可能性も十分にあります。
また、中国画家は日本での知名度がそれほど高くないので、「聞いたことのない画家の作品だけど高く売れた」という場合にも当てはまります。
絵画の”技法と希少性”に注目

絵画の「技法」も買取価格に影響する大切なポイントです。基本的に油絵や水墨画などの”直筆の作品”だと、複製が出来ず世界に1点だけの作品ですので、希少価値は上がります。
逆に木版画やリトグラフなどの版画は元々の版さえあれば何枚でも複製出来るため、希少価値は低いです。そのため販売の際にあえて部数を限定し、希少性を持たせて販売している場合が多いです。
近年に販売された版画の場合、目立たないところに「122/170」などの数字が描かれていることが多いのですが、これは右側が発行枚数、左側が何枚目に発行されたかを指します。この右側の数字(発行枚数)が少なければ少ないほど希少価値が高いです。
ただ、有名作家の版画で発行枚数が限定されていないような作品でも、工芸品・装飾品として買取価格が付く場合があるので、メール査定などで骨董品買取業者へ相談してみることをおすすめします。
状態が良く綺麗な中国絵画は高く売れやすい

特に掛け軸や水墨画などの古い中国絵画になると、光の影響などでどうしても劣化が進みやすいです。
ダメージが深刻化すると退色を引き起こす可能性も高いため、絵画の鑑賞に影響するような劣化があれば、買取価格も減額になってしまう可能性があります。
逆に「綺麗に保存されている絵画」だと劣化による減額を避けることが出来るので、絵画が本来持っている価値をきちんと評価してもらうことが出来ます。
ただ、古い絵画になるとどうしても劣化は付きものですし、価値の高い中国絵画であれば劣化を上回る買取価格が付くことも多いです。
また、ダメージの度合いや買取業者の査定基準によっては、そこまで買取価格に影響しない場合も多いので、無理な修復などは避け「綺麗であればラッキー」「これ以上汚さないように」くらいに思っておいて大丈夫です。
鑑定済みの絵画だと買取価格も高額に

有名な中国画家の絵画であるほど高額な買取価格が期待できるのですが、比例して偽物や贋作、あるいは工芸用の複製品である割合も増えてきます。
そのため、あらかじめ鑑定書や極書などが付いていたり、鑑定シールが貼られている中国絵画になってくると、第三者機関が真贋判定を済ませてくれていますので市場での需要も高く、買取価格も高額になる可能性も高いです。
高価買取が期待できる中国絵画かどうかを判別する簡単なポイントはこんな感じです。
ただ、中国絵画に関しては種類や作家ごとに買取相場の差がある他、状態によっても買取価格が大きく変わってくるため、価値の判断自体が非常に難しくなっています。そのため、中国絵画をお持ちの場合、一度は専門家に判断してもらう事をおすすめします。
中国絵画が見つかれば正しい価値を判断するためにも、無料かつ業者が推奨しているので次の方法で骨董品買取業者の専門家に無料査定を依頼することをおすすめします!
中国絵画の買取価格の調べ方

まず、自力で素人が中国絵画の買取価格を調べる事は非常に困難と言えます。
その理由は「作品知識」と「作家情報」そして「最新の相場」を知っている必要がある、つまりは常日頃からオークションや骨董市等に出入りしているような人や学芸員でなければわからないからです。
(当ページの前半に中国絵画の買取価格例の一覧と解説がありますので、そこを見て買取価格が算出できそうか試してみてください。)
しかし、写真によるメール査定を活用する事で、素人でも中国絵画の買取価格を簡単に特定する事が可能です。
このページでは中国絵画に関する撮影ポイントを紹介していますが、メール査定の方法や基本的な撮影方法、相見積もりの取り方については次のページも参考にしてください。
メール査定における中国絵画の撮影方法

中国絵画の撮影ポイントは絵画TOPで紹介している方法と共通していますので、中国絵画買取でメール査定を利用する際にはこちらのページで紹介している絵画全般で共通する撮影ポイントを参考にしてください。
中国絵画とは?高く売れる?

ここでは、そもそも「中国絵画とは何か」という点と、高く売れるかどうかを紹介していきます。
中国絵画とは、本来では”中国の古典的な画法で描く絵画”を指すことが多かったのですが、時代の発展と共に近代画家も多く登場し、このページでは「中国画家が描いた絵画全般」を中国絵画として一括りにして紹介しています。
そのため白描や界画、道釈画などの古典的な中国絵画も、油絵など西洋の技法を使って描いたものも「中国絵画」に含まれます。
中国絵画は高く売れるものは非常に高く売れ、例えば「斉白石」という中国人画家が描いた絵画が北京オークションにて約54億円で落札されるなど、まさにピカソやゴッホなどの歴史的画家に追随する勢いで価値が付いています。
また、近年では中国経済発展・富裕層の増加が著しく、チャイナマネーの活性化に伴って、富裕層たちが他国に渡った中国の骨董品を”買い戻す”動きが見られています。
そのため価値ある中国骨董全般で相場の動きが見られ、中国絵画も例外ではなく、昔に描かれた古い掛け軸や中国画が高値で取引されることもあります。
中国絵画の世界は非常に奥深いため、一般では聞いたことのないような作家であっても、実は界隈では非常に有名だったというケースも沢山あります。
骨董品買取業者は問い合わせや査定など全て無料で対応してくれますので、もし価値が気になる中国絵画をお持ちの場合、一度メール査定などで手軽に価値を知っておくことをおすすめします。
現在はスマホカメラの普及に伴ってメール査定の精度もかなり高くなっていますし、もちろん費用も無料ですので、手間なく正確に中国絵画の買取価値を知ることが出来ます。
他の絵画の種類一覧

中国絵画以外で当サイトで紹介している絵画の買取情報は次の通りになります。
水墨画や油絵、水彩画などの絵画買取情報の他、刀剣や置物、珊瑚製品など様々な骨董品に関しても幅広く紹介していますので骨董品買取の際にはそちらも是非参考にしてください。