骨董品買取が初めての方へ
「骨董品買取では買取業者の選び方が全て!」とは言いましたが、骨董品買取を検討する際には色々な不安があるものです。そのため、初めて骨董品買取を依頼する方が安心して臨めるように、次の5点についてご紹介します。
安心して骨董品の買取を
依頼する為に(目次)
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初めての骨董品買取でもこのページを読んだでいただければ安心してに臨めるでしょう。
ですが、「読むのが面倒くさく手っ取り早く骨董品を売りたい」という方は次のページで紹介しているおすすめ骨董品買取業者に電話で相談してもOKです。電話でも1からガイドしながら教えてもらう事ができますので。
骨董品買取に必要な費用について
骨董品買取では査定員に出張してもらう「出張買取」、品物を郵送する「宅配買取」、品物を持込む「店頭買取」の3種類の買取方法ありますが、どの買取方法でも完全無料で骨董品買取を依頼できることが普通です。
「出張費用」「キャンセル費用」「鑑定費用」「郵送費用」などなど、「こんな費用がかかるんじゃないのかな?」という費用は色々と思いつくかもしれませんが、例え田舎の家まで出張してもらい、買取金額が不満だから査定後に買取を断った場合でも、手数料等は完全無料が普通です。
ただし、宅配買取のキャンセル時はのみ返送料の負担が発生する可能性があるので、宅配買取利用時は必ず買取業者に確認をしましょう。また、私の知らない怪しい骨董品買取業者であれば費用が発生する可能性があるので、怪しい業者には依頼をしないようにしましょう。
骨董品買取の流れについて
骨董品買取の流れ
- 骨董品買取業者に問い合わせする
- 査定をしてもらう
- サインをして現金を受け取り終了
骨董品買取の流れは基本的には上記のような流れですが、2と3に関しては内容が買取方法によって異なりますので各種買取方法のページにて紹介します。
このページでは、各買取方法で共通している1の問い合わせについてご紹介します。
骨董品買取業者への
問合せについて
まず、こちらのページやネット等の情報を参考にして自分の気になる骨董品買取業者を選び、「電話」か「メール」にて問合せをします。
問い合わせ後は専属のオペレーターの案内に従って相談すれば大丈夫ですが、次のような内容が聞かれますので答えられるようにしておくとスムーズにすすめます。
名前・住所・電話番号
普通に答えられるでしょうが、父の家など自宅以外の場所で買取してもらう場合は調べておきましょう。
買取希望の骨董品について
とりあえずは、「どんな種類の骨董品がどれくらいあるのか」という事はざっくりと答えられるようにしておきましょう。また、箱にしまわれている茶道具や掛け軸などがあれば、「箱にしまわれている骨董品もある」というように伝えるとよいでしょう。(箱は共箱といい、ないよりもある方が高価買取の期待値が上がります)
買取業者にもよりますが、「○○の部分を見てほしい」と言われることもあるので、電話しながら骨董品が確認できるとより良いです。
買取方法について
骨董品買取は「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」の3つの買取方法から選択する事になりますが、各種買取方法によって特徴が異なりますので、次のページで詳しく紹介します。
買取方法は買取業者と相談しながら決めればいいですが、私は便利な出張買取をおすすめしています。逆に注意点としては「安易に店頭買取を選んではいけない」という事です。この点については後述する「悪徳業者に出会う条件」の項で説明しています。
査定を行う日時について
宅配買取以外では買取業者と日程のすり合わせを行いますので、骨董品買取を希望する日を考えておくとよいでしょう。
当日にどれくらいの時間が必要かは骨董品の量によりますが、聞いた話によると平均して30分~1時間半程度で当日は査定から買取成立まで終わることが多いそうです。(私は2時間以上かかっています。)
骨董品を入手した経緯
意外と聞かれるのが、どういう経緯で骨董品を入手したかという事です。
私の場合は「骨董品を集めていた祖父の遺品」と答えましたが、どこから入手したかというのも骨董品の価値を判断するのに大切な要素の一つとのことですので分かる範囲でよいので答えられるようにしておくとよいでしょう。
骨董品の定義と買取業者が買取する骨董品の種類
まず、骨董品の定義は「100年以上前に作られた価値のある手工芸品・工芸品・美術品」とされていますが、一般的には「古くて価値の高いものは骨董品」と呼び、骨董品買取業者も後者の定義に沿ってます。逆に、古くて価値のないものは「ガラクタ」や「ジャンク」と呼ばれています。
では、「骨董品買取業者が買取してくれる骨董品の見分け方」についてですが、買取業者曰く
あなたが「古そう?」と感じたものはとりあえず骨董品買取依頼をしたらよい
との事です。これは骨董品買取業者から聞いた言葉ですので間違いはないでしょう。
骨董品買取業者がこのように言うにも理由があり、骨董品買取を断る主な理由は価値が全くないガラクタの場合なのですが、ブランド品のバッグとは違い、骨董品かガラクタかの判断は相談してもらわなければ分からないので遠慮せずどんどん相談してほしいとのことです。
骨董品は一見ガラクタに見えても、「実は数十万、数百万の価値がある」なんてことは私も経験した話ですので、「古そうだけどどうだろう?」という骨董品らしきものがあれば一度専門の人に相談することをおすすめします。
骨董品買取業者が買取する骨董品の種類
前述の通り、買取業者にとっては「古そうで価値の高いものが骨董品」なので、買取可能な骨董品に対して明確な種類を定義しているわけではありません。私の場合も、サイト上で紹介していない種類の品物でも買取してもらえましたので。
ですが、多くの骨董品買取業者がサイト上で買取対象として挙げている骨董品の種類はある程度まとめる事が可能ですので、その種類についてまとめていき、当サイトでも買取相場等を紹介していきたいと思います。
骨董品の種類一覧
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茶道具
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掛け軸買取
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屏風買取
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絵画買取
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刀剣買取
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象牙買取
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珊瑚買取
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中国骨董買取
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西洋骨董買取
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香木買取
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翡翠買取
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ドール買取
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古切手買取
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陶器買取
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古銭買取
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書道具買取
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古書買取
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古道具買取
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勲章買取
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アンティーク家具買取
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和楽器買取
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仏像買取
サイト上で紹介していない骨董品であっても買取対応してくれる可能性は高いので、「骨董品かな?」と思う品物があればとりあえず相談することをおすすめします。
骨董品の買取相場を調べる方法について
骨董品の買取を依頼する時、事前に「骨董品の買取相場がどれくらいなのか」を知りたいかと思います。ですが、次の理由からネットで頑張って情報を集めたとしても素人が骨董品の買取相場を調べる事は不可能だと考えてよいでしょう。
骨董品の買取相場が調べられない理由
- 1.どういう骨董品か判断する事が困難
- 2.骨董品の価値は時価で動く
- 3.骨董品は買取価格の判断基準が複雑すぎる
例えば、写真の茶碗の買取価格は1万円が基準なのですが、箱が無ければ半額や買取不可と言われる可能性もありますし、似たような茶碗でも10倍以上の買取価格になる可能性もあるのですが、この事を見抜けなければ自分で査定は無理でしょう。
私も骨董品買取を考えた当時はかなり調べましたが、結局骨董品の買取価格を特定するまでには至りませんでした。ですが、写真によるメール査定を活用すれば骨董品の買取価格を簡単に特定する事が可能です。
この「写真を撮影して査定をしてもらう方法」は買取業者の査定員も実際に活用している方法で、管理センターに優れた鑑定眼を持つ人を配属し、ポイントを押さえた写真を確認しアドバイスさせる事で、全国展開をしながら精度の高い査定が可能との事です。
メール査定は相見積もりを取るにもおすすめの方法ですので、骨董品の写真査定における撮影ポイントと併せて、メール査定の詳しい方法や相見積もりの取り方、骨董品の買取価格を調べる方法を次のページで紹介してます!
悪徳買取業者に出会わない方法について
買取と聞くとやはり悪徳業者の被害が気になるかと思います。過去にはテレビで悪徳買取業者に関する報道や注意喚起が映される事も多く、買取業者による殺人にまで発展した事件もあります。
私もしつこい対応をされた悪徳業者に対して警察に連絡する勢いで追い返した経験がありますが、悪徳業者とはなるべく合わない方が良いです。
少し気を付けるだけでも悪徳業者に出会う確率はぐっと下げる事が可能ですので、ここでは悪徳業者を回避するポイントをご紹介します。
悪徳買取業者を回避するポイント
- 1.突然架電してきた買取業者には絶対に依頼しない(※特に重要)
- 2.無暗に骨董品屋の店頭へ飛び込まない
- 3.サイトの作りが怪しい業者は極力控える
突然、電話してきた買取業者には絶対に依頼しない
自宅の電話に突然買取の電話がかかってきたことはありませんか?
「靴一足からでも!」「使い古した洋服でも買取します!」といった、電話番号を教えた記憶もない買取業者からの電話ですが、この買取業者には絶対に依頼してはいけません!これは悪徳業者回避のために最も重要なポイントです!
無暗に骨董品屋の店頭へ行かない
骨董品買取というと町の骨董品屋さんや買取店舗で買取してもらうイメージが強いですが、店の質がかなりピンキリですので無暗に飛び込むと痛い目を見ます。
店頭へ行く場合はその骨董品屋さんに関する噂や口コミを必ず確認し、確認できなければ利用しない方がよいです。でなければ、端金を掴まされて骨董品を失いかねません。
私自身は「大手至上主義」というわけではありませんが、やはり有名大手業者になればなるほど最低限でもコンプライアンスは遵守するので安心と言えます。
サイトの作りが怪しい業者は極力避ける
こちらは判断が難しいですが、「背景が黒色」や「昔ながらのデザインを更新していない」、「スマートフォンにデザインが対応していない」など不安を感じるサイトの買取業者は避けるべきです。
ネット社会である現在は「ホームページは名刺であり会社の顔」という認識が強くなっていますので、ホームページの質は買取業者の質を表しているといえるのです。
これらのポイントに気を付ければ悪徳業者にそうそう当たることはありませんので、骨董品買取を検討する際にはぜひとも参考にしてください。
当サイトでは私自身の経験から多くの骨董品買取業者を比較し、紹介しているのでおすすめの骨董品買取業者をお探しの際には次のページも参考にしてください。