中国骨董品買取情報の目次
このページでは中国骨董品買取に関する様々な情報をご紹介するのですが、情報量がかなり多くなりますので次の目次を参考にしてください
安心して中国骨董品の買取を
依頼する為に(目次)
※タップ(クリック)でスクロールします
中国骨董品買取におけるおすすめ買取業者
まず初めに、手間をかけずに中国骨董品を高く安心に売る為に最も大切なおすすめの中国骨董品買取業者をご紹介します。買取業界において「おすすめの中国骨董品買取業者=おすすめ骨董品買取業者」ですので、当サイトで紹介しているおすすめ骨董品買取業者を参考にしてください。
中国骨董品買取においても買取業者の選択さえ間違えなければ、手間いらずで高く安心に中国骨董品を売ることができます!
-
日晃堂
日晃堂は骨董品と食器を専門的に買取している買取業者です。骨董品の幅広い種類に応じて専門的に見れる査定士を揃え、世界に広げている販路が強みで、骨董品買取では特におすすめしている買取業者です。
-
福ちゃん
福ちゃんは中尾彬さんと池波志乃さんが広告塔を務めるてるのが印象的。福ちゃんは総合買取業者ですが、骨董品買取には専門的に力を入れており、総合買取業者としての強みを活かしたイチオシ買取業者です。
中国骨董品の定義と種類の一覧
中国骨董品の定義は明確には決まっていませんが「1.中国で作られた骨董品の総称」「2.中国から伝わった技術で作られた骨董品の総称」の二つの定義をうまい事使い分けているという感じです。
その為、中国骨董品形状や種類を問いませんので「中国骨董品の買取価格をまとめて紹介します」と言っても、種類は膨大となりとてもじゃありませんが紹介しきるのは困難です。
ですが、骨董品買取業者は中国骨董品の種類をある程度絞っていますので、このサイトでも骨董品買取業者が言う中国骨董品の買取情報をまとめてご紹介します。
中国骨董品買取業者が買取する中国骨董品の種類
中国骨董品の買取価格の調べ方
まず、素人が自力で中国骨董品の買取価格を調べる事は不可能と言えます。理由は、中国骨董品はそもそも見分ける事も価値判断も非常に難しく、贋作の数も非常に多く出回っています。
そして、中国骨董品を判別できたとしても中国骨董品の買取価格に関しては「作品知識」と「最新の相場」を知っている必要がある、つまりはオークションや骨董市等に出入りしているような人でなければ中国骨董品製品の買取価格の判断はかなり厳しいです。
(当ページの後半に中国骨董品の買取価格例の一覧と解説がありますので、そこを見て中国骨董品の買取価格が算出できそうか試してみてください。)
しかし、写真によるメール査定を活用する事で素人でも中国骨董品の買取価格を簡単に特定する事は可能です。
このページでは中国骨董品に関する撮影ポイントを紹介していますので、基本的なメール査定方法、撮影方法、相見積もりの取り方については次のページも参考にしてください。
メール査定における中国骨董品の撮影方法
※さっくりとメール査定で中国骨董品の買取価格を知りたい方はまずは上記にもあるこちらの骨董品の買取価格を調べる方法を参考にしてください。
中国骨董品の種類は絵画や陶磁器、象牙など種類が多岐にわたりますので、詳しい撮影方法は各種骨董品買取情報ページを参考にしてください。このページでは多くの骨董品買取時の撮影で当てはまる画像と条件を紹介しています。(※撮影はスマホでOKです)。
-
中国骨董品全体の撮影中国骨董品製品の全体の写真を撮影します。サイズ感・中国骨董品の色が分かるようにライター等と一緒、光の反射には気を付けましょう。
-
刻印・サインの撮影作家物の中国美術品の場合、作品の底部や側面など見づらい部分に作家のサイン(刻印)があります。ない場合はその旨を伝えましょう。
-
付属品の撮影共箱や鑑定書など付属品がある場合は付属品もきちんと撮影しましょう。付属品がない場合はその旨を伝えましょう。
撮影ポイントの補足説明
中国骨董品も日本の骨董品でも、骨董品の種類が同じであれば撮影するポイントは基本的に同じです。ですので、中国骨董品の茶碗ならば茶道具のページを、中国骨董品の掛け軸ならば掛け軸のページも参考にしてください。
骨董品買取の中でも、作家物の中国骨董品では信じられないくらい高価買取が実現する場合が多いそうですので、中国骨董品の買取依頼の際にはメール査定による相見積もりが非常に重要となってきますよ!
メール査定の詳細については、次のページもぜひ参考にしてください。
中国骨董品の買取価格例の紹介
ここでは、中国骨董品の買取価格がどれくらいなのかという、画像付きで中国骨董品の買取例を挙げて紹介します。買取業者の協力も借りて買取価格を紹介をしていますが、時価にもよるものなのであくまでも中国骨董品買取における参考情報となります。(※なんでも鑑定団で出てくる「評価額や鑑定価値」は「買取価格」とは全くの別物です。評価額は買取価格よりもはるかに高い金額が算出されます。)
堆朱香合:寿老人彫り 中国骨董品買取情報
これは中国の堆朱と言う技術で作られた茶道具の香合とです。表面には「寿老人」、裏面には双獅子が彫られており、細部まで精巧に作られ、状態も悪くなく綺麗な作品です。この堆朱の香合であれば一つで買取相場は15~20万円も期待できるという事です。
「堆朱」とは漆を塗り重ねて朱の文様を表現する中国漆器を代表する技術、もしくは前述の技法が活用された作品の総称ですが、作家物でなくても精巧な細工が施された作品であれば高価買取も十分に期待できます。
堆朱は中国骨董品を代表する一つの技法(作品)であり、中国骨董品で堆朱の買取情報は多いという事なので次のページで詳しく紹介していきます。
朱泥急須葡萄花細工 銘:洪道 中国骨董品買取情報
急須の中でも中国骨董品に部類される朱泥急須は高価買取が期待できる数少ない急須の種類です。この朱泥急須は「洪道」の銘と精巧な細工が確認でき、上質な朱泥急須という事から買取相場は5~8万円程期待できます。
朱泥急須とは中国江蘇省の宜興で算出される鉄分を多く含んだ土を材料として作られた急須の事です。鉄分が非常に多いことからお茶の味がまろやかになると言われており、急須の中ではトップクラスの高級品です。
朱泥は急須以外にも作品があり、実は日本でも「常滑焼」として朱泥急須が現在も作られています。次のページでも、朱泥の価値・買取相場について詳しく紹介していきます。
石材「田黄石」 中国骨董品買取情報
これは印鑑等の材料として使われる「田黄石」と呼ばれる最高級の石材の一つです。画像で紹介している「田黄石」は約50gの重量ですが、単体で買取価格は何と15万円前後も期待できるほどです。
この「田黄石」は良質な石材が取れる産地として有名な中国の寿山の周辺で産出される石材で、かつては田んぼに転がっていた石でしたが、現在では採りつくされたとされほとんど産出されなくなっています。
それ故、「田黄石」は数ある石材・印材の中でも最高級品とされており、大きなサイズの「田黄石」となると非常に高い買取価格で取引されるのです。
犀角原木 中国骨董品買取情報
犀角とはサイの角のことで、中国骨董の分野では犀角の先を切り落とし、逆さにして中身を削った「盃」が知られます。
犀角は古来より高級素材や漢方の材料として知られてきましたが、その価値の高さゆえに密猟が相次ぎ、現在はワシントン条約によって国外からの輸入が禁止されています。
そのため、古くに輸入されて国内に残っている犀角の価値が高騰し、骨董品市場にも高額で登場することがあります。ただ、犀角は骨董品の中でも希少価値がかなり高い部類ですので、流通するのはかなり稀です。
こちらは犀角の原木で、重量は約250gとかなり小さいサイズですが、買取相場としてはおよそ20万~25万円前後までも期待できます。
次のページでも犀角の価値・買取相場について詳しく紹介していますが、希少価値の高さゆえに時価取引になる可能性が高いので、まずはメール査定などで価値を確認することを推奨しています。
中国シルク段通 中国骨董品買取情報
「段通(緞通)」とは、中国で作られる高級手織り絨毯です。素材はシルクまたはウールで、製造に非常に手間が掛かる美術工芸品としても知られます。
昔の品は中国骨董としても高い価値を持ち、特に1600年~1800年頃に生産されたものが美術的価値が高いと言われていますが、こうした古い段通はほとんど美術館所蔵になっているうえ、素材もシルクが使われていると虫食いなどで劣化しやすいので、市場で取引される中国段通はほとんどが近年に生産された品です。
ですが、近年製造の段通でも買取価格が付くものが多く、例えばこちらは日光によるヤケ・染みなどが見られる中古の段通ですが、買取相場としてはおよそ5~9万円前後が期待できる品です。
ただ、段通にも高価買取のポイントなどが複数ありますので、段通の価値・買取相場については次のページで詳しく紹介しています。
中国骨董品の買取価格が決まる要素について
中国骨董品の買取価格も単純に言えば「希少性の高さ」と「需要の高さ」によって決まります。この二つの要素を基準に考えるとある程度どういった中国骨董品の買取価格が高いのかが分かりますので、そういった中国骨董品の買取価格が決まる要素について紹介します。
中国骨董品の買取価格と中国作家
日本の茶道具や掛け軸の骨董品買取において有名作家の作品が高い傾向にありますが、作家物の中国骨董品には買取価格が桁違いに高い作品があります。有名な中国作家と言えば「斉白石」「呉昌碩」が挙げられますが、高価な中国作家の作品の買取価格は数千万円という単位の買取価格も期待できるほどです。
作家物の作品かどうかは作品に「銘」が入っている(在銘)かどうかで判断可能ですが、「銘」が入っていない(無銘)が実は作家の作品だったと言う中国骨董品もあり、無銘でも作品の技法や特徴から作家の作品と判断できれば高価買取が期待できます。
無銘の中国骨董品は買取価格が期待できない?
中国骨董品は作家の作品の買取価格が高いと前述しましたが、作家の作品でなくても時代の古さによる歴史的価値で高価買取が期待できる中国骨董品もあります。
また、作家の作品でなくても「彫り」や「絵付け」の技術が高い精巧な作品の中国骨董品には高価買取が期待できる事があります。
ですが、こういった中国品の買取価格の判断に関しては、かなり熟練の専門鑑定士が視なければ価値判断は厳しいです。
高価な素材が使用されているかどうか
中国骨董品には象牙・翡翠・珊瑚等を素材とした彫刻や嗜好品と言った作品が多くありますが、こういった高級な素材がベースの作品は買取価格が高い傾向にあります。
また、アクセサリーや茶道具、香炉や陶磁器作品などの一部でもよいので象牙・翡翠・金と言った素材が使用されている中国骨董品も高い買取価格が期待できます。
高価な中国骨董品は贋作が多い
中国骨董品は高価買取が期待できる品物が多いのですが、高価に見える中国骨董は贋作が非常に多く出回っています。掛け軸といった作品の贋作であれば本物と比べて買取価格はガクッと落ちますが、完成度次第で数万という買取価格がつくものもあります。
ですが、象牙・珊瑚・翡翠と言った素材自体が贋作の作品となると買取価格がつかないことも珍しくはありません。
ざっくりと中国骨董品の買取価格が決まる要素を紹介しましたが、中国骨董品の買取価格を算出したり中国骨董品の価値を判断することは、鑑定のプロであっても間違える事があるほど難しい事です。ここで紹介している中国骨董品の買取価格に関する考え方はあくまでも参考程度に考えて、本当に中国骨董品の買取価格や価値を知りたい場合は買取業者に相談する事をおすすめします。