古切手買取情報の目次
このページでは古切手買取に関する様々な情報をご紹介するのですが、情報量が多くなりますので次の目次を参考にしてください
古切手の買取を
依頼する為に(目次)
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古切手買取におけるおすすめ買取業者
古切手の買取価格は業者によって大きく変わります
まず、最初に古切手買取業者ごとの買取価格差が分かりやすいように「逓信記念日制定記念切手」と呼ばれる古切手で提示された買取価格帯を4社ピックアップして一覧比較で紹介します。(※画像は参考画像です)
※骨董品買取業者であれば基本的に古切手の買取も併せて行っていますが、古切手関連のページではおすすめの古切手買取業者としてご紹介しています。
古切手買取業者 A社 | 72,000円 |
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古切手買取業者 B社 | 51,000円 |
古切手買取業者 C社 | 5,000円 |
古切手買取業者 D社 | 200円 |
古切手買取業者は上記の4タイプのような買取価格帯に分けられます。
上記の他サイトで紹介している古切手の買取相場と見比べてみると、美品には少し満たない位の状態でしたので、A社とB社は十分に優良古切手買取業者に該当し、きちんと古切手の査定をしたうえで古切手の相場価値に基づいた金額で買取してくれる古切手買取業者です。
C社タイプは相見積もりをかけない限り高い相場で買取しない古切手買取業者で、基本的に古切手買取業者はこのタイプが多い気がします。
D社タイプは絶対に依頼してはいけない悪質な古切手買取業者タイプで、古切手への知識が乏しいか、あるいは安く買い叩く事しか考えていない古切手買取業者です。
今回ご紹介した逓信記念日制定記念切手以外の古切手であっても同様に、古切手買取業者の選択が古切手の買取価格に大きく影響するので、買取業者の選択はとても大切です。
古切手買取を考えているのであれば当ページで紹介している骨董品買取業者もおすすめですが、こちらのバイセルも様々な切手買取業者の口コミサイトで評価されているおすすめの切手買取業者です。
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福ちゃん
福ちゃんは中尾彬さんと池波志乃さんが広告塔を務めているのが印象的。福ちゃんは総合買取業者ですが、骨董品買取には専門的に力を入れており、総合買取業者としての強みを活かしたイチオシ買取業者です。
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日晃堂
日晃堂は骨董品と食器を専門的に買取している買取業者です。骨董品の幅広い種類に応じて専門的に見れる査定士を揃え、世界に広げている販路が強みで、骨董品買取では特におすすめしている買取業者です。
古切手の定義と古切手の種類について
古切手の定義は一般的には現在発行されていない古い切手を指します。
その為、古切手の種類はかなり膨大なのですが、額面より高い価値を持つ古切手となると種類はかなり限定されます。
骨董品買取に精通しているような古切手の買取に強い業者であれば、こういった高い価値をもつ古切手(プレミア切手)を高価買取してもらえるわけなのです。
古い切手を見つけた場合、まずは古切手の買取に強い業者に相談し、高く買取してもらえる古切手なのかどうかを確認することをおすすめします。
そして、古切手の種類についてですが、主に次のような種類に分類できます。
古切手買取業者が買取する古切手の種類
※ここで紹介している各種古切手買取相場については、各種古切手ページにて画像付きで詳しく紹介しています。また、このページでも上記とは別で古切手の買取例とその説明を後述しています。
古切手の買取価格の調べ方
他の骨董品と比べると、古切手の買取相場は比較的調べやすいです。
その大きな理由として当サイトでも参考にさせていただいたこちらの切手買取業者徹底比較ランキングというサイトで、ほぼ全ての種類の古切手の買取相場を紹介しているからです
ただし、最新の買取相場や古切手の状態を考慮した正確な古切手の買取価格を知りたい場合は、写真によるメール査定を活用する事で素人でも古切手の買取価格を簡単に特定する事が可能です。
このページでは古切手に関する撮影ポイントを紹介していますので、メール査定についてや基本的な撮影方法、相見積もりの取り方については次のページを参考にしてください。
メール査定における古切手の撮影方法
古切手には「日本の切手」「外国切手」あるいは「バラ」「シート切手」など様々な種類がありますが、撮影ポイント自体はほぼ共通していて簡単です。古切手をWEB査定する際にはぜひ参考にしてください。(撮影はスマホでOKです)
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古切手の表を撮影切手の種類や形状は問わず、まずは古切手の表面を撮影します。図柄や状態が良く分かるよう、ブレや光の反射等に気を付けて撮影します。切手シートの場合は縁も含めて全体が写るように撮影すればOKです。
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古切手の裏を撮影今度は切手の裏面の写真を撮影します。切手の裏面の状態も買取価格に影響しますので、状態が分かるようにピントを合わせて撮影します。シートの場合は表同様に全体が写るように撮影しましょう。
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切手帳の表紙を撮影もし切手帳の場合は、まず切手帳の表面を撮影しておきます。切手帳の表紙にはコレクションの概要が書かれている場合がありますので、そちらを確認するためです。
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開いた状態を撮影切手帳の場合、開いた状態も数枚撮影しておきます。開くページはランダムで構いませんが、もし希少性が高そうなコレクションのページがあれば撮影しておくようにします。
撮影ポイントの補足説明
古切手のWEB査定では表面と裏面の写真を送れば基本的にはWEB査定が可能ですので、綺麗に撮影すれば特に問題はありません。
あえて、2つほどポイントを挙げるとすると、複数枚ある場合は並べて表裏を撮影してもOKです。そして、切手帳・切手アルバムに多いのですが、用紙に貼りつけられている場合は無理して剥がさず、そのままにしておくという点です。
また、切手のコレクション数が多い場合、切手帳の場合は「切手が入っているページが〇〇枚」あるいは「同じような切手帳が〇冊」と記入欄に記しておきます。ある程度の量が分かるような全体の写真(切手帳の厚みや、切手を保管している箱などの写真)も添付しておくと親切です。
後はWEB査定の時にその古切手がどのように入手されたものなのかを補足説明してあげると十分でしょう。
もしも、他にも査定に必要な情報があれば買取業者から直接指示があるので、その指示に従えば問題ありませんので、ご安心ください。
メール査定について詳しくは次のページも参考にしてください。
古切手の買取価格例の紹介
ここでは、古切手の買取価格がどれくらいなのかという、画像付きで古切手の買取例を挙げて紹介します。買取業者の協力も借りて買取価格を紹介をしていますが、時価にもよるものなのであくまでも古切手買取における参考情報となります。(※なんでも鑑定団のような評価額や鑑定価値と買取価格は全くの別物で、評価額は買取価格よりもはるかに高い金額が算出されます。)
また、切手の状態は全て「極美品~美品」を前提として説明しています。
【記念切手】裕仁立太子記念切手10銭
「記念切手」とは、何らかの国家的行事を記念して発行される切手のことを指します。発行枚数に限りがあるため、プレミア価値が高いものが多いのも特徴です。
こちらは昭和天皇だった裕仁様が立太子の儀を受けた事を記念して、1916年に発行された発行された「裕仁立太子記念切手」の10銭切手です。こちらの10銭切手は別名”儀式のかんむり”とも呼ばれる古切手で、発行枚数が少なく希少価値があるため、買取相場としては65000円前後までも期待できます。
もちろん古切手の状態によって買取価格も大きく変わりますが、概ね良好と呼べる状態であれば数万円単位の買取価格は十分期待できる古切手です。
【中国切手】赤猿切手(T46)
「中国切手」とは中国で発行された切手全般のことを指しますが、ここ十年ほどで中国の古切手バブルが起こり、買取相場が上昇したことで注目されるようになりました。
こちらは1980年に発行された「赤猿」という中国切手で、ピーク時は約15万円前後の買取相場まで伸びましたが、現在は下がり傾向にあり、1枚あたり大体10~13万円前後の買取価格に落ち着いています。こちらの赤猿は特に相場の影響を受けやすい古切手ですので、買取の際は複数の買取業者を利用して相見積もりを取られるのをおすすめします。
また、中国の古切手の買取で特に注目されるのが文化革命時代(1966年~1977年前後)に発行された切手です。この時代は中国国内で切手の収集が禁止されていたため必然的に残っている数が少なく、希少価値が高いものが多いのがポイントです。
現在は中国切手ブームも徐々に収縮しつつあり、買取相場はこれからも下がっていくことが予想されますので、特に中国切手の場合はなるべく早めの買取をおすすめしています。中国の古切手の買取については、詳細ページもぜひご覧ください。
【普通切手】鳥切手(12銭ハ)
普通切手とは、郵便料金の納付を主目的に発行される切手です。一般的に使われる切手の中では最もメジャーで発行枚数の制限もありませんが、古い普通切手になると希少価値が出てくるため、買取相場も高額なものが多くなります。
こちらは1875年に発行された「鳥切手」という普通切手です。この鳥切手は少し特殊で、まず12銭・15銭・45銭の3種類の額面があり、さらに手違いを防ぐため切手にカナ表記が導入されていて、そのカナ表記によっても買取相場が変わってきます。画像のものは鳥切手の12銭切手で、もしカナ表記が”ハ”の場合になると、綺麗なものであれば買取相場は20万円前後まで期待できます。
ただ、切手にカナ表記が導入されるケースはそれほど多くなく、こちらの鳥切手は少し特殊です。普通切手の買取相場はそこまでややこしくないものも多いので、詳細ページでも分かりやすく紹介していきます。
【外国切手】1911年速達切手(アメリカ)
このサイトでは、イギリスで発行された切手もアメリカ発行の切手も、ひとくくりに「外国切手」として紹介します。(ただ、中国切手だけは買取相場の揺らぎが特徴的なので詳細ページを作成しています。)
こちらはアメリカで発行された「速達切手」という古切手です。速達郵便の料金で発行される切手で、現在も毎年図柄を変えて発行されています。
年代によって希少価値が変わり、例えば1894年発行の10セント青色切手だと、1枚でも5000円~25000円までの買取価格も期待できます。画像のものは1911年発行分で、1枚あたり2000円~5000円前後の買取相場になっています。
外国切手は非常に種類が多いため、お持ちの切手の量が多い場合、全ての種類を特定するには非常に時間が掛かります。そのため、メール査定(写真査定)でも大丈夫なので、切手買取業者に問い合わせて価値を確認してもらうことをおすすめしています。
以下の詳細ページでは、外国切手がどれくらいの買取価格で売れるのかの目安例なども紹介しています。
【航空切手】立山航空切手(銭位)6種美品
「航空切手」とは、航空郵便に使うために作られた切手のことを指します。航空郵便に合わせて作られた切手ですので、額面も59円や103円など中途半端な額が多く、図柄も当時活躍していた飛行機などが採用されることが多いです。
こちらは「立山航空切手(銭位)」という航空切手で、額面が銭で記載されていたのですが、すぐに円での額面表記に切り替わったため、僅か5か月で発行終了となりました。
ゆえに現在は希少価値が評価されており、6枚全てが美品で揃っていると買取相場は1~3万円前後までも期待できます。
航空切手の買取については、以下の詳細ページもぜひご覧ください。
【軍事切手】大正白紙加刷軍事切手(3銭)
「軍事切手」とは、軍人が郵便を出す際、差出通数の管理などを目的に使う専用の切手のことで、日本では1910年~1944年まで発行・使用されていました。
日本の軍事切手は「赤色の3銭切手がベース」になっていて、「黒色で”軍事”と加刷」されていることが特徴ですが、土台の切手の種類やミリ単位の字間で種類が細分化されるため、古切手に詳しい方でないと見分けは困難です。
こちらは「大正白紙」という切手が土台になっている軍事切手ですが、さらに切手の縦横比によってもそこから3種類に細分化されるため、買取相場としては1枚あたりでおよそ7000円~10万円までと非常に幅が広くなっています。
軍事切手は、正直プロの買取査定員の力を借りないと正確な買取価値を見極めるのは難しいのですが、詳細ページにも高く売れる軍事切手の特徴などをいくつかまとめていますので、併せてご覧ください。
古切手の買取価格が決まる要素について
古切手の買取価格も他の骨董品同様に「希少性の高さ」と「需要の高さ」によって決まります。この二つの要素を基準に考えるとある程度どういった古切手の買取価格が高いのかが分かりますので、そういった古切手の買取価格が決まる要素について紹介します。
当時の流通数(発行数)が多いかどうか
切手の買取価格に大きく影響するのが「希少価値」ですが、発行された数が少ないほど希少価値が高くなるため、買取相場も高くなる傾向にあります。
特に「記念切手」「特殊切手」などになると発行枚数があらかじめ決められていますので、発行数が少ないと市場に行き渡る数も少なくなり、希少価値も高くなります。
また、古切手の中には当時の事情により、ほとんど流通しなかったものもあります。例えば印刷ミスや手違い、天災などにより「発行直後に回収された古切手」や「臨時で一時的に発行された古切手」「未発行になった切手」などはほぼ流通しなかったため、相対的に現存数も少なくなります。
そのため、こうした流通数の少ない古切手になると希少価値が高くなり、買取相場も高額になってきます。こうした切手になると例え比較的近年に発行されたものであっても希少性が高いため、買取価格も高額が期待できるのです。
発行された時代が古い切手かどうか
古切手の場合、発行された時代が古いものほど現存数が少なくなるため、希少価値が高いものが多くなってきます。そのため、切手の発行年が古ければ古いほど希少価値が高く、買取相場も高額が期待できます。
ただ、切手の希少価値は発行枚数にも依存するので、「古いけれど大量発行された切手」と「新しいが発行枚数が少ない切手」を比較した場合、新しいが発行枚数が少ない切手のほうが買取相場が高い場合があります。
古切手の状態をチェック
古切手の買取においては「状態」も大切な査定項目のひとつになってきます。
古切手の場合だと、基本的に「極美品」→「美品」→「並品」という3段階で表され、一定以下の状態は全て「並品」としてまとめられます。
例えば、上述した「裕仁立太子記念切手10銭(儀式のかんむり)」の買取価格を例にした場合、極美品と呼べるかなり状態の良いものだと65000円前後の買取価格が期待できる一方で、状態があまり良くない品だとおよそ1万円前後の買取価格に落ち着く場合もあります。
古切手の場合、状態の良し悪しによっても10倍ほど買取価格が違ってきますので、プレミア価値があり、かつ状態の良い古切手になると高価買取の期待値は上がります。
また、昔の切手だと印刷技術も乏しかったため、図柄が中心からずれて見切れてしまっているようなものも多くなります。
そのうえ、古い切手になれば状態良く残っているものも少なくなってきますので、「古い切手だが印刷が綺麗」かつ「状態も良好」な切手は買取価格も高くなりやすいです。
消印が押されているかどうか
古切手には、消印が押されていない「未使用」と、既に郵便で使われ、消印が押されている「使用済み」があります。
未使用と使用済みとを比べると、基本的には未使用のほうが高額で売れる可能性が高くなります。
ただ、特に明治~昭和の古切手になると、切手と消印の組み合わせによっても価値が生まれるケースがありますし、切手の種類によっては「消印が押されている使用済み切手の方が価値が高い」という場合もありますので、消印の有無によって買取価値を断定することは出来ません。
また、元々プレミア価値が高い切手だと消印が押されていてもある程度の買取価格が付く場合が多いです。
バラ切手よりも「シート切手」のほうが高く売れやすい
一枚ずつバラバラに切り離された「バラ切手」と、複数枚が1枚のシートになっている「シート切手」に分けられます。シート切手だと単純に点数が多くなり、かつシート状態であることで希少価値が出る場合があるため、基本的な買取相場も高額になります。
また、バラ切手よりもシート切手のほうが基本的に希少価値が高いので、例えば同じ切手が10枚ある場合、「バラ切手10枚」と「シート切手1枚(10枚が繋がった状態)」であればシート切手の方が高い買取価格が付きやすくなります。
シート切手の場合、バラバラに切り離さずにそのまま査定に出されるのがおすすめです。
ざっくりと古切手の買取価格が決まる要素を紹介しましたが、古切手の買取価格を正確に知りたい場合は買取業者に相談することをおすすめします。です。WEB査定は完全無料で対応してもらえ、古切手はWEB査定が比較的容易ですので、WEB査定との相性もばっちりです。