犀角買取情報の目次
このページでは犀角(サイの角)買取に関する様々な情報をご紹介するのですが、情報量がかなり多くなりますので次の目次を参考にしてください
安心して犀角の買取を
依頼する為に(目次)
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犀角の買取相場を一覧でご紹介
犀角とは「動物のサイの角」のことで、ワシントン条約によって国際取引が禁止されている品物です。
ゆえに、禁止以前に国内に輸入された品物の価値が非常に高騰していて、骨董品買取でも高額で売ることが出来ます。
(国内での取引は違法ではないので、骨董品買取業者で売ることは何ら問題ありません。)
犀角の買取価格は作風や歴史、状態によってもピンキリですので、まずはできるだけ多くの種類の犀角買取相場を一覧で紹介していきます。
犀角買取について流れや方法を知りたい方はこちらの「骨董品買取が初めての方へ」を、おすすめの犀角買取業者について知りたい方は後述の「犀角買取におけるおすすめ買取業者について」を参考にしてください。
犀角の種類 | 状態 | 買取相場 |
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犀角酒盃 中国骨董 | 重量:約130g | 320万円~400万円 |
犀角盃 | 重量:約401g | 130万円~160万円 |
烏犀角杖 | 箱無 | 120万円~150万円 |
犀角彫刻飾盃 中国骨董 | 重量:約340g/難有 | 85万円~100万円 |
犀角2点 | 重量:計2000g/難有 | 90万円~150万円 |
犀角 | 重量:約800g/難有 | 60万円~100万円 |
犀角の買取相場はピンキリですが、素材そのものが貴重品であるため、あらかじめ「サイの角だと分かっている品」というだけでもかなりの高価買取が期待できます。
基本的には買取相場は数十万円単位になることが当たり前で、高額なところだと100万円以上の買取価格が期待できる場合も多いです。
では、次は画像と解説付きで犀角の買取価格について紹介していきます。
【中国骨董】犀角の買取価格例の紹介
では、中国骨董の犀角の買取価格について紹介します。画像付きで犀角の買取例を挙げて紹介しますのでぜひ参考にしてください。(※なんでも鑑定団のような評価額や鑑定価値と買取価格は全くの別物で、評価額は買取価格よりもはるかに高い金額が算出されます。)
【中国骨董】犀角酒盃
こちらは犀角を彫刻して作った酒盃で、買取相場としてはおよそ50~80万円前後までも期待できる品です。経年によって飴色に変化しており、観賞用の美術品として需要があります。
「犀角」はかつては漢方薬としても用いられており、昔はグラム単位で取引されることもありました。
何故なら、西洋医学が発達する以前、犀角を粉末にした漢方薬は”麻疹や疱瘡に効く薬”としても知られ、有名な高額漢方薬「安宮牛黄丸」の材料としても用いられていた歴史があります。
ただ、犀角の原料はほとんどが「ケラチン(髪や爪などの成分)」で出来ていますので、成分としての希少価値はほとんどなく、またサイの生体保護のため、漢方の分野でも水牛の角で代用されることが多くなりました。
ゆえに、犀角は今では「グラム単位で取引するもの」ではなくなり、このように「珍しい美術品として評価」されるようになっていきました。
【中国骨董】犀角酒盃(烏犀角)
「烏犀角(うさいかく)」とはインドサイやジャワサイの角のことで、黒っぽい色合いが特徴です。サイの角の中でも良品とされ、買取相場も高額です。
こちらは烏犀角を用いた酒盃で、買取相場は100~120万円前後までが期待できる逸品です。
ただ、烏犀角と称した偽物も多く流通していますので、もし烏犀角を購入しようと考えている場合には注意が必要です。買取の際には、真贋判定も含めて査定員にお任せできるので安心ですが、購入の際にはきちんと本物かどうか確かめてから入手することをおすすめします。
烏犀角の対として扱われるのが「水犀角」で、こちらはクロサイから捕れる角です。烏犀角と比べると白っぽく密度も粗いのですが、流通量としては水犀角のほうが多いです。
現在は”犀角”というだけでも希少価値が評価されますので、烏犀角にはやや劣るものの、こちらも高価買取が期待できます。
犀角買取におけるおすすめ買取業者
まず初めに、手間をかけずに犀角を高く安心に売る為に最も大切なおすすめの犀角買取業者をご紹介します。買取業界において「おすすめの犀角買取業者=おすすめ骨董品買取業者」ですので、当サイトで紹介しているおすすめ骨董品買取業者を参考にしてください。
犀角買取においても買取業者の選択さえ間違えなければ、手間いらずで高く安心に犀角を売ることができます!
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日晃堂
日晃堂は骨董品と食器を専門的に買取している買取業者です。骨董品の幅広い種類に応じて専門的に見れる査定士を揃え、世界に広げている販路が強みで、骨董品買取では特におすすめしている買取業者です。
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福ちゃん
福ちゃんは中尾彬さんと池波志乃さんが広告塔を務めるてるのが印象的。福ちゃんは総合買取業者ですが、骨董品買取には専門的に力を入れており、総合買取業者としての強みを活かしたイチオシ買取業者です。
高価買取が期待できる犀角の特徴とは?
家の大掃除や倉庫や蔵の整理、相続などによって「犀角」が見つかった際に「高く売れそうな犀角かどうか」を判別するポイントをご紹介します。
これから紹介するポイントに多く該当すると高く売れる犀角の可能性が上がりますので、気になる場合は後述しますが一度骨董品買取業者に査定依頼をすることを強くおすすめします!
単純に「古そう」な犀角かどうか
これは犀角だけでなく他の骨董品にも言えることですが、単純に「古そう」と感じるだけでも、数万円以上で売れる高い価値を秘めた骨董品である可能性はゼロではありません。
そのため、基本的には価値や買取価格については専門家へ査定依頼することをおすすめします。
特に犀角はワシントン条約での保護対象となっているため、新たに国外から輸入することが禁止されています。1980年に日本がワシントン条約に加盟してからは国内へ長年輸入されていません。
そのため「新しい犀角=偽物」である可能性が高くなります。逆に、輸入が禁止される以前に入手した古い犀角なら、本物である可能性も高いです。
ただ、素人鑑定で犀角が本物か偽物かを見極めるのはまず不可能ですので、骨董品買取業者のメール査定などを利用し、まずはプロに相談することをおすすめします。
「これは犀角のような気がする」レベルであっても、骨董品買取業者に相談するには十分な理由になりますし、買取業者側も「まず相談をしてほしい」「まずは価値を知ってもらうだけでも結構です」と言っていますので、安心して依頼して大丈夫です。
犀角のサイズを確認
上述したように、犀角をグラム単位で取引する時代は過ぎ去り、今は「古美術品としての完成度」が買取価格に大きく影響します。
とはいえ、「大きくて立派な犀角の作品」となるとなかなか流通するものではないため、犀角のサイズが大きければ大きいほど、重量が重いほど高価買取も期待できます。
また、大きな角となると獲れる個体も限られますので、希少価値の観点から見ても高く売れる可能性は上がります。
犀角の状態をチェック
国内で流通している犀角の作品はとても古いものが多いため、必然的に割れや欠けなどが見られる品が多くなります。
どうしてもある程度の経年劣化が起こってしまうのは仕方ないことですが、やはり劣化が目立つ犀角だと買取価格が減額になってしまう可能性は高いです。
ただ、犀角の場合は元々の価値が高いので、劣化による多少の減額はあったとしても、よほど酷くない限りは価値がゼロになってしまうことはありません。
また、無理な修復を行うと余計に価値が下がってしまう可能性が高いので、もしダメージがある犀角作品でも、まずはそのままメール査定などで価値を確認してみることをおすすめします。
犀角に登録証や鑑定書が付いているか
犀角作品には、自然環境研究センターが発行する「登録証」や、骨董品の鑑定機関が発行する「鑑定書」が付いていることがあります。
こうした登録証や鑑定書があらかじめ付いていると「第三者が犀角として評価している」という付加価値が付きますので、市場でも評価されやすく、高価買取が期待できます。
また、もちろん偽物の犀角作品では登録証が取得できませんので、登録証が付いている=本物の犀角作品であることが保証されています。
犀角を入手した場所がわかるなら・・・
犀角を含めた骨董品全般に言える事ですが、高い価値をもつ骨董品とは「然るべきルート」から見つかる場合が多くなっています。然るべきルートを簡単に挙げると、「1.骨董品収集家のコレクション」や「2.オークションや骨董市等で高い金額で購入」、「裕福な人からプレゼントされた」などです。
ですので、犀角を見つけた際にはどういったルートを辿ってここにあるのかが確認できるのであれば確認しておくことをおすすめします。「昔に政治家の人から貰った」「中国骨董の収集家だった」などなど、そういった入手ルートであれば高価買取はかなり期待できますよ!
高価買取が期待できる犀角かどうかを判別する簡単なポイントはこんな感じです。ですが、本当に高い価値がある犀角かどうかの判断は専門家に判断してもらわなければ分かりません。
ただ古そうなだけの犀角でも、専門家の査定で数十万円単位の買取価格がつく可能性は十分にあります。
ですので、古そうな犀角が見つかれば正しい価値を判断するためにも、無料かつ業者が推奨しているので次の方法で骨董品買取業者の専門家に無料査定を依頼することをおすすめします!
犀角の買取価格の調べ方
まず、自力で素人が中国骨董の犀角の買取価格を調べる事は不可能と言えます。
その理由は「作品知識」と「最新の相場」を知っている必要がある、つまりはオークションや骨董市等に出入りしているような人や学芸員でなければわからないからです。
(当ページの前半に犀角の買取価格例の一覧と解説がありますので、そこを見て犀角の買取価格が算出できそうか試してみてください。)
しかし、写真によるメール査定を活用する事で素人でも犀角の買取価格を簡単に特定する事が可能です。
このページでは犀角に関する撮影ポイントを紹介していますが、メール査定の方法や基本的な撮影方法、相見積もりの取り方については次のページも参考にしてください。
メール査定における犀角の撮影方法
犀角の撮影ポイントは中国骨董TOPで紹介している方法と共通していますので、犀角買取でメール査定を利用する際にはこちらのページで紹介している中国骨董全般で共通する撮影ポイントも参考にしてください
中国骨董の犀角とは?高く売れる?
ここでは「そもそも犀角とは何か」「高く売れるのか」を簡単に説明していきます。
「犀角(さいかく)」とはサイの角のことで、中国骨董の分野では犀角の先を切り落とし、逆さにして中身を削った「盃」が知られます。
現在骨董品として流通しているのも、こうした「犀角の盃」か、あるいは原木のままの置物が大半です。
日本では犀角は古来より漢方薬として知られており、インドから中国大陸を経て伝来し、江戸時代には疱瘡に効く唯一の良薬として珍重されてきました。
現在は犀角目的での密猟を禁止するため、国際公園で保護されているサイの角を事前に切り落としておく取り組みなども行われていますが、密猟は相変わらず続いていますし、犀角自体の流通数も増えているわけではありません。
そのため、犀角は変わらず貴重な骨董品として扱われています。
犀角が高く売れるかどうかですが、本物の犀角は骨董品買取でもかなりの高額が期待でき、1点数十万円単位の買取価格も十分見込める程です。
ただ、その価値の高さゆえに偽物も多く流通していますので、自分で価値を決めつけてしまうのは避け、まずはメール査定などでプロの意見を聞くことをおすすめしています。
上記では様々な犀角の買取相場を紹介していますので、犀角の買取を検討している方はぜひご覧ください。
他の中国骨董の種類一覧
犀角以外で当サイトで紹介している中国骨董の買取情報は次の通りになります。
茶道具や絵画、象牙、刀剣、珊瑚製品など様々な骨董品に関しても幅広く紹介していますので骨董品買取の際にはそちらも是非参考にしてください。