【メール査定】骨董品の買取価格の調べ方や撮影ポイント
【メール査定】骨董品の買取価格の調べ方や撮影ポイント

メール査定や骨董品の買取価格を調べる方法をご紹介

骨董品買取におけるメール査定の方法や効率の良い相見積もりの取り方、写真撮影のポイントをこのページでは紹介していきます。紹介の流れは次のようになります。

このページではメール査定等について色々とご紹介していますが、もしも「分かりづらい」「さっさと買取価格を知りたい」などを感じましたら、買取業者に「骨董品について相談したい」とメールか電話で問い合わせをしてしまうのも良い手段です。

私が紹介しているおすすめの骨董品買取業者であればオペレーターも案内に慣れていますので、何も知らなくても指示に従うだけで骨董品の査定も買取も行うことができるからです。想像以上にオペレーターさんは親切・丁寧に対応してくれるので安心できますよ!

おすすめの骨董品買取業者に関しては次のページを参考にしてください。

メール査定(鑑定)とは?

メール査定(鑑定)とは?

メール査定とは買取業者のサイトにある問合せフォームから写真とメールを送り査定をしてもらう方法です。骨董品買取業者によっては「メール鑑定」と言う場合もありますが、メール査定と同じ意味です。

現在では写真の質自体が格段に上がったこともあり、買取業者でも骨董品の写真を自社の管理センターへ送って査定する手法を活用している程です。ですので、個人でも撮影するポイントを押さえれば骨董品であってもかなりの精度のメール査定が期待できます。

メール査定の方法と流れ

メール査定の方法と流れ

メール査定の方法と流れについてですが、非常にシンプルかつ簡単です。

画像のようなメールフォームページが買取業者のサイト内にありますので、「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「自由記入欄」「画像の添付」の項目を埋めて送信すれば、遅くても3営業日以内には返事が返ってきます。

売る気が無かったり骨董品の買取価格が知りたいだけの場合はメールで買取価格を確認して断ればそれでメール査定に関しては完了します。一方で、査定価格を見て骨董品を売る気があればそのまま骨董品の買取依頼を行う事ももちろん可能です。

ただし、メール査定できちんと買取価格が知りたい場合は「画像の添付」と「自由記入欄」の内容がとても重要になってきますので、こちらに関しては次の「骨董品買取価格の調べ方」で紹介いたします。

※買取業者によって「自由記入欄」や「画像の添付」の項目がフォームに存在しないという特殊な場合があります。こういった業者の場合は、別で画像を送れる専用のメールアドレスを持っている場合がほとんどですので、一度問合せをして「まずはメールでの査定をお願いしたいから写真を送るところを教えてほしい」という旨を伝えるとよいでしょう。

サクっと骨董品の買取価格を調べる方法

骨董品の量が多い場合の相見積もりの取り方は?

調べる手間をかけずに安心な方法で骨董品の買取価格価格を知りたいという方のために、【サクッと骨董品の買取価格を調べるメール査定の方法】を先にご紹介します。

それは、画像のような感じで骨董品と付属品が大体分かるように写真を1枚でいいので撮影し「この骨董品の買取価格を教えてほしい」と自由記入欄に記載して送信するだけです。(サンプル写真は茶碗ですが刀剣でも絵画でもOKです)

すると、骨董品買取業者から査定に必要な骨董品の写真や情報に関する連絡が返ってきますので、その指示に従って再度骨董品の写真や情報を送信するだけです。この方法であれば当サイトを全て読み進めなくても、必要最低限の労力で骨董品の買取価格を調べる事が可能です

私も最初はこんな感じで骨董品買取業者に聞きましたし、骨董品買取業者の方曰く、このような感じで質問する方も多いとの事なので、「当サイトを読むのがちょっと大変だな」と思われましたらこの方法も試してみてください。

ただし、対応の悪い骨董品買取業者に問合せをしてしまうと無視されたり面倒な事になりかねませんので、査定を依頼する骨董品買取業者に関しても次のページでおすすめしている骨董品買取業者を参考にしてみてください。

骨董品の買取価格の調べ方

骨董品の買取価格の調べ方

骨董品の買取価格の調べ方とは前述にもあるメール査定を活用するだけですが、「自由記入欄」と「画像の添付」の内容が非常に重要です。

要は、文字で伝えるべき情報と写真で伝えるべき情報を分別すればよいという事ですが、これらは方法を知っていれば特に難しくもありません。

このページで自由記入欄に入力する内容や骨董品の撮影ポイントについて分かりやすく紹介しますので、骨董品の買取価格を知りたい方はぜひ参考にしてください。では、まずは自由記入欄に入力する内容を紹介していきます。

自由記入欄へ
入力する内容まとめ

自由入力欄へ入力する内容は次の項目を参考に入力すれば大丈夫です。

見つけた時の保管状況

見つけた時の保管状況

骨董品のメール査定において「保管状況」は非常に重要です。「〇年以上物置の中に箱に入った状態で眠っていた壺」や「かなり古くから戸棚の中にあった茶碗」など、大体でいいので見つけた時の状況とどれくらいその状態で眠らせていたのか書いておくとよいです。

骨董品の状態

骨董品の状態

骨董品は劣化した状態で発見される事が珍しくない品物なので、傷やスクラッチ、欠けている部分や褪せている部分などを気になる部分を撮影していると写真の枚数が膨大になるので、明らかな亀裂等でなければ文章で状態を伝えればOKです。判断は素人目で構いません。

「埃っぽいけど傷とか欠けは見当たりません」「小傷が見えます」「内側に少しの欠けアリ」など、こんな感じで大丈夫です。もし追加で必要な写真や情報等がありましたら買取業者側から質問や指示をしてくれますので、その時に従えば問題ありません。

骨董品の入手経路

骨董品の入手経路

意外と重要なのは、「どのようにしてその骨董品を手に入れたのか」という事です。高価な骨董品というのは然るべき経路で入手するパターンが非常に多いからです。私の場合は「父が過去に骨董仲間や骨董市で集めていた骨董品です」という感じで伝えていました。

「父からの相続」や「○○を集めていた親戚から貰った」といった内容で大丈夫ですので、入手経路については記入をしましょう。

骨董品の情報について

商品の詳細情報について

付属品の有無に関する情報や骨董品の作家名や作品名などの情報で知っていることがあれば伝えておきましょう。例えば、「箱などの付属品はありません」、「[リュウブンドウ]の鉄瓶と言っていた気がする」や「古伊万里のお皿と言っていた気がする」など、内容はうろ覚えでも大丈夫ですのでわかる範囲で伝えるようにしましょう。

何気ない不確かな情報ですが、査定する側からすればこういった情報でも様々な予測ができる事もあるので大切な情報だそうです。


自由入力欄へ入力する内容は上記の内容を箇条書きでいいので伝えてあげれば大丈夫です。私が箱入りの茶碗をメール査定してもらっていた時の内容を例として紹介しておきます。

メール査定での記入例

  • 保管状況:父の物置で箱の中に綺麗しまわれていた。直近の1年間は換気をしていたくらいでしまいっぱなしだった
  • 状態:綺麗で大きな傷とかも特に見当たらない
  • 入手経路:父が骨董仲間から購入した高価な茶碗と聞いています
  • 骨董品について:付属品は共箱のみあります。有名な作家の茶碗らしいですが、父から直接聞いたわけではありません。

ざっくりとこんな感じです。もっと詳細に書けるのであれば骨董品買取業者としてはより査定がしやすくなるので書いてあげた方がよいでしょう。

では、次に骨董品を撮影する方法をご紹介します。

骨董品を撮影するポイント

骨董品を撮影するポイント

    骨董品を撮影するポイントは主に次の3点です。

  • 1.骨董品の全体写真

  • 2.サイン(落款・陶印)

  • 3.付属品(共箱や登録証など)

  • 基本的にはこの3つのポイントを押さえた写真を送ればOKですが、問題点として骨董品は「茶碗」「鉄瓶」「絵画」「掛け軸」など骨董品の種類によって形状や撮影する付属品の種類も様々で、種類によって取り方が難しいというという点です。(※特に、サインは骨董品の種類によってかなり分かりづらかったりします)

    ですので、このページでは撮影に関する基本的な注意点を紹介し、撮影する箇所・方法については骨董品の種類ごとのページで解説させていただきますので、後述のリンクよりページを移動してください。

骨董品撮影の基本的な注意点

ピントを合わせる

ピントを合わせる。OK例 ピントを合わせる。OK例
ピントを合わせる。NG例 ピントを合わせる。NG例

骨董品がボケないようにピントを合わせましょう。特にサイン(落款・陶印)や「書」などに関してはしっかりとピントを合わせて撮影しましょう。

極端な明るさは避ける

ピントを合わせる。OK例 ピントを合わせる。OK例
ピントを合わせる。NG例 ピントを合わせる。NG例

そこまでのこだわりは不要で、普通に撮影すればまず問題はありません。画像のように太陽光や強制フラッシュによる白飛びや極端に暗い写真にならなければOKです。

大きい骨董品はサイズ感が分かるようにしておく

サイズ感が分かるようにする。OK例 サイズ感が分かるようにする。OK例
サイズ感が分かるようにする。NG例 サイズ感が分かるようにする。NG例

大皿や壺、置物に絵画など、サイズにばらつきが生じやすい骨董品・古美術品に関しては「ライター」や「電池」等と一緒に撮影してサイズ感が分かるようにしましょう。

紹介している骨董品の種類一覧

次のページで骨董品の種類ごとの撮影ポイント(画像付き)を紹介しています。(各ページの目次からすぐにジャンプできます。)

骨董品の量が多い場合の買取価格の調べ方

骨董品の量が多い場合の買取価格の調べ方

ここまで、骨董品の買取価格を調べる方法としてメール査定を活用する方法をご紹介しましたが、骨董品の量が多い場合にはかなり大変な作業になります。ですので、骨董品の量が多い場合は次のどちらかの方法を利用して買取価格を調べてみてください。

1.買取業者の出張買取サービスを依頼する

買取業者の出張買取サービスを依頼する

骨董品の量が多い場合に買取価格を知りたい場合、おすすめの方法は買取業者の出張買取サービスを依頼してしまう方法です。こちらのページでも出張買取について紹介していますが、当サイトで紹介しているおすすめ骨董品買取業者の出張買取サービスなら査定をしてもらいキャンセルをしたとしても手数料等は完全無料で利用することが可能だからです。

更に、出張買取でのみクーリングオフの適用が可能ですので、万が一の流れで骨董品の買取を成立させられたとしても骨董品を全て取り戻すことも可能です。

骨董品は一見無価値に見えても思わぬ価値がある場合がありますので、骨董品の量が多い場合かつ骨董品の買取価格を知りたい場合は出張買取サービスを利用して全ての骨董品の買取価格を査定してもらう事をおすすめします。

保管環境の良い骨董品のみメール査定を利用する

突然の電話は危険

もう一つの方法は、明らかに保管環境が優遇されている骨董品のみメール査定を依頼するという方法です。(※保存環境が良い骨董品というのは、共箱などの付属品が揃っている骨董品や、倉庫の中でも特別な場所で綺麗に保存されているような骨董品の事を指します。)

私の場合もそうでしたが、価値の高い骨董品は通常よりも丁寧に保管されている可能性が高く、また、共箱といった付属品が揃っている場合が多いので、この方法であれば価値の高い骨董品の買取価格をピンポイントで調べる事が可能というわけです。(※逆に付属品もなく、適当に保管されている骨董品はガラクタの可能性が高いと言えます。)

ですが、前述にもあるように骨董品は一見無価値に見えても思わぬ価値がある場合がありますので、大量の骨董品がある場合はガラクタに見えても出張買取を依頼して全ての骨董品を査定してもらう事をおすすめします。ただし、この方法は後述していますが骨董品の量が多い場合の相見積もりの取り方としては非常に有効な手段です

骨董品の相見積もりの取り方

骨董品の相見積もりの取り方

骨董品買取における相見積もりはメール査定を利用する事で簡単にとることが可能です。どの骨董品買取業者に問合せする場合も、フォームで送信する写真や内容は一度考えれば使いまわしが可能ですので、複数の骨董品買取業者に同じ内容でメール査定を送って返事を待つだけで相見積もりは完了します。後は、その中で良さそうな骨董品買取業者を選んで(多くて2~3社程)買取を依頼すればOKです。

メールでの相見積もりはより多くの骨董品買取業者でとる方がより効果的かと思われますが、多くても当サイトで紹介している5社+あなたが知人から直接おすすめされた骨董品買取業者で取れば十分な数です。(私は手間なので3社程度でメール査定、その中の1社に出張買取依頼で十分と考えています)

その理由も、宅配買取のページで紹介しているように、怪しい骨董品買取業者の場合、メール上では高額な査定価格だが、実物を査定する時に適当な内容を告げて買い叩くリスクがあり、骨董品ではこれが特に行いやすいからです。ですので、ある程度信頼できる数社に相見積もりを取ればそれで十分ですよ。

骨董品の量が多い場合の相見積もりの取り方は?

骨董品の量が多い場合の相見積もりの取り方は?

骨董品の量が多い場合の相見積もりは前述の保管環境の良い骨董品のみメール査定を利用するで説明した保存環境が優遇されているような骨董品をいくつかピックアップして相見積もりを取り、気に入った骨董品買取業者に買取依頼をするとよいでしょう。

相見積もりにおすすめの骨董品買取業者は次のページも参考にしてください。

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