フィギュリン買取に関する情報を提供するページ
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フィギュリン買取情報の目次

このページではフィギュリン買取に関する様々な情報をご紹介するのですが、情報量がかなり多くなりますので次の目次を参考にしてください

フィギュリンとは?高く売れる?種類は?

フィギュリンとは?高く売れる?種類は?

まず最初に【フィギュリン】の価値や概要をまとめます。フィギュリンとは、「陶磁器製の人形(オブジェ)」のことです。

有名なフィギュリンのブランド(メーカー)は、「リヤドロ」「ノリタケ」「ロイヤルコペンハーゲン」「マイセン」などがあり、陶磁器で人形の形を作り、絵付けを施して作られています。 例外として「バカラ」や「ラリック」などのガラス製の人形も、フィギュリンと呼ばれる場合もあります。

※もしも、「手足が動かせる陶磁器製の人形」の場合だと、恐らく”ビスクドール”に該当しますので、こちらのページをご覧ください。

フィギュリンが高く売れるかですが、「フィギュリンの種類や状態によりけり」ですが、高価買取も十分に期待できるといえます。「ラリック」という有名な工芸家のフィギュリンは90万円前後の価格で取引された実例もあるほどですので。

高く売れるフィギュリンの傾向としてはいくつかありますが、やはり「有名メーカーやブランドの作品」「アンティーク品として貴重なフィギュリン」という2点が、買取価格を決める際の重要ポイントになります。



では、「フィギュリンがどれくらいの価格で買取されるのか」、「高く売ることができるフィギュリンの特徴」についてなど、フィギュリンの買取情報をご紹介していきます。

フィギュリンの買取価格例の紹介

フィギュリンの買取価格例の紹介

では、様々なフィギュリンの買取価格について紹介します。画像付きでフィギュリンの買取例を挙げて紹介しますのでぜひ参考にしてください。(※なんでも鑑定団のような評価額や鑑定価値と買取価格は全くの別物で、評価額は買取価格よりもはるかに高い金額が算出されます。)

【フィギュリン】マイセン 五感の寓意

【フィギュリン】マイセン 五感の寓意
買取価格:15~18万円

こちらは「マイセン」という磁器窯が作ったフィギュリンで、”五感の寓意”という有名な作品です。シェーンハイト(1730年~1805年)という作者が手掛け、本来は5種類のフィギュリンからなる作品です。骨董品としての価値もあり、状態によりますが、買取価格は1体で15万円前後が基準になります。良い状態で残っている古マイセンであれば、これ以上の買取価格も十分期待できます。

ただ、五感の寓意の近年の作品になると、様々な箇所が省略されてしまっているため、買取価格はこれほど伸びません。 マイセンとは、西洋で初めて白磁食器を作ることに成功したドイツの磁器窯で、創設から300年以上もの歴史を誇ります。

【フィギュリン】ロイヤルコペンハーゲン ゴールデンイーグル

【フィギュリン】ロイヤルコペンハーゲン ゴールデンイーグル
買取価格:8~12万円

ロイヤルコペンハーゲンとはデンマークで開かれた磁器窯で、アンダーグレイズ技法を用いて作り上げた美しいコバルトブルーで広く知られています。これは日本の古伊万里染付に着想を得たもので、食器の他にも数々のフィギュリンを手掛けています。

こちらは「ゴールデンイーグル」というフィギュリン作品で、状態にもよりますが、買取価格は8~12万円前後が基準になります。ウィルヘルム・テオドール・フィッシャーが1919年に作った作品ですが、現在でも少数ながら販売され続けているロングセラーです。ロイヤルコペンハーゲンは、こちらの作品の他にも多数のフィギュリンを手掛けていて、買取価格は作品によってピンキリで、1万円前後の買取価格のものから、数十万円の買取価格が期待できるものまであります。

【フィギュリン】ルネ・ラリック作 ヴィクトリア

【フィギュリン】ルネ・ラリック作 ヴィクトリア
買取価格:12~15万円

こちらは「ルネ・ラリック」という有名なガラス工芸家が手掛けた作品で、骨董品としての価値も高いです。こちらは1928年モデルの”ヴィクトリア”というカーマスコットで、買取価格は12~15万円前後が期待できます。 ラリックは、「ブランド」としてのラリックと「本人作品」のラリックでは、価値・買取価格はだいぶ異なります。近年のブランドとしてのフィギュリンだと、買取価格は数千円になることも多いです。

【フィギュリン】バカラ ドラえもんオブジェ 世界限定100体

【フィギュリン】バカラ ドラえもんオブジェ 世界限定100体
買取価格:2~3万円

「バカラ」は世界的に有名なクリスタルガラスのブランドで、グラスの他、ガラスのフィギュリンも数多く手がけています。トラやドラゴンなどの動物モチーフの他、干支のフィギュリンも人気です。 こちらは、人気作品「ドラえもん」をモチーフにしたバカラ製のフィギュリンで、買取価格は2~3万円前後が基準になります。世界限定100体の作品で、こうした点も買取価格として評価されやすいです。

【フィギュリン】リヤドロ ガーディアンエンジェル

【フィギュリン】リヤドロ ガーディアンエンジェル
買取価格:3~5万円

「リヤドロ」はスペインのブランドで、設立は1953年とそれほど昔ではありませんが、非常に有名なフィギュリンメーカーです。こちらはリヤドロの「ガーディアンエンジェル」という作品で、世界限定4000体で作られたフィギュリンです。 1998年廃盤のため、厳密には骨董品・アンティーク品としての価値は期待できませんが、美術品としての買取価格が期待できます。状態にもよりますが、大体3~5万円前後の買取価格が基準になります。

リヤドロは様々なフィギュリンがあるため品によって買取価格相場は異なりますが、リヤドロは限定作品も多く、その点が考慮されると高い買取価格が付く可能性も高いです。

フィギュリン買取におけるおすすめ買取業者

フィギュリン買取におけるおすすめ買取業者

まず初めに、手間をかけずにフィギュリンを高く安心に売る為に最も大切なおすすめのフィギュリン買取業者をご紹介します。買取業界において「おすすめのフィギュリン買取業者=おすすめ骨董品買取業者」ですので、当サイトで紹介しているおすすめ骨董品買取業者を参考にしてください。

フィギュリン買取においても買取業者の選択さえ間違えなければ、手間いらずで高く安心にフィギュリンを売ることができます!

  • 日晃堂

    日晃堂は骨董品と食器を専門的に買取している買取業者です。骨董品の幅広い種類に応じて専門的に見れる査定士を揃え、世界に広げている販路が強みで、骨董品買取では特におすすめしている買取業者です。

  • 福ちゃん

    福ちゃんは中尾彬さんと池波志乃さんが広告塔を務めるてるのが印象的。福ちゃんは総合買取業者ですが、骨董品買取には専門的に力を入れており、総合買取業者としての強みを活かしたイチオシ買取業者です。

高価買取が期待できるフィギュリンの特徴とは?

高価買取が期待できるフィギュリンの特徴とは?

では、次に高価買取が期待できるフィギュリンの特徴をご紹介します。これから紹介するポイントに多く該当すると高く売れるフィギュリンの可能性が上がります。

但し、フィギュリンの買取価格は当たれば非常に高額になりますので、古そうなフィギュリンが見つかれば、後述にあるように骨董品買取業者に査定依頼をすることを強くおすすめします!

有名なメーカーor作家のフィギュリンかどうか

有名なメーカーのフィギュリンかどうか

フィギュリンには「マイセン」「リヤドロ」「ロイヤルコペンハーゲン」などの幾つかの有名なメーカー(ブランド)があります。買取価格が期待できるフィギュリンにはいくつかの傾向がありますが「有名なメーカー(ブランド)の作品かどうか」という点も大切なポイントです。

大抵の場合、フィギュリンの裏側にバックスタンプというブランドのマークが記されていますので、骨董品買取業者にメール査定を依頼する際は、この部分も撮影して送ると価値が判断しやすくなります。

付属品を確認する

付属品を確認する

フィギュリンとはお皿やプレートといった「食器の一種」であることから、高価なフィギュリンであるほど「共箱」や「カード」といった付属品がセットになっている事がほとんどです。

ですので、「付属品が揃っている事」で高いフィギュリンという可能性が高いといえ、更に高級なフィギュリンであるほど「揃っているはずの付属品の紛失」によって買取価格は半額以下になる事もあるので、付属品の有無はフィギュリンの買取価格に大きく影響するのです。

フィギュリンのサイズ(大きさ)について

フィギュリンのサイズ(大きさ)について

仮に同じ種類・状態のフィギュリンが2体あるとした場合、サイズが大きい作品の方が、高い買取価格が付きやすい傾向にあります。大型作品は、基本的に職人の手間暇が掛けられている作品も多いので、美術品としての価値があるものも多いです。

もちろん、小さな作品でも精巧なフィギュリンは多くありますので、あくまで”傾向”ではありますが、メール査定の際は大きさも文中に明記しておくか、比較対象としてライターなどの小物を横に置いて撮影すると良いでしょう。

欠損や修復跡の有無などの状態

欠損や修復跡の有無などの状態

フィギュリンは基本的に”一点もの”ではないので、品物によっては、ある程度の買取価格相場が定まっています。そこで、買取価格に差が出てきやすい点として「欠損や修復跡の有無などの状態」が挙げられます。

フィギュリンには繊細な装飾が施されていることも多く、割れや欠けが生じてしまったり、スレ・ヒビなどが入ってしまっている作品もあります。そうした欠損やダメージがあると、買取価格が減額になってしまう可能性が高いです。

フィギュリンを入手した場所がわかるなら・・・

フィギュリンを入手した場所がわかるなら・・・

もちろん、有名なフィギュリンには偽物や贋作が付きものです。高価なものは贋作が多い為、「然るべきルート」から入手されたフィギュリンかはとても重要です

然るべきルートを簡単に挙げると、「1.西洋アンティーク収集家のコレクション」「2.ブランド食器収集家のコレクション」などです。ですので、フィギュリンを見つけた際にはどういったルートを辿ってここにあるのかが確認できるのであれば確認しておくことをおすすめします。

「セレブな知人から譲り受けたフィギュリン」など、いかにも高級品が貰えそうな入手ルートであるほど高価買取はかなり期待できますよ!


高価買取が期待できるフィギュリンかどうかを判別する簡単なポイントはこんな感じです。
ただ、フィギュリンに関してはメーカーや種類ごとに買取相場の差がある他、修繕跡や欠損などによっても買取価格が大きく変わってくるため、価値の判断自体が非常に難しくなっています。そのため、アンティークやブランドのフィギュリンを持っておられるなら、一度は専門家に判断してもらう事をおすすめします。

古そうなフィギュリンが見つかれば正しい価値を判断するためにも、無料かつ業者が推奨しているので次の方法で骨董品買取業者の専門家に無料査定を依頼することをおすすめします!

フィギュリンの買取価格の調べ方

フィギュリンの定義とフィギュリンの種類

まず、自力で素人がフィギュリンの買取価格を調べる事は不可能と言えます。その理由は「作品知識」と「最新の相場」を知っている必要がある、つまりはオークションや骨董市等に出入りしているような人や学芸員でなければわからないからです。(当ページの前半にフィギュリンの買取価格例の一覧と解説がありますので、そこを見てフィギュリンの買取価格が算出できそうか試してみてください。)

しかし、写真によるメール査定を活用する事で素人でもフィギュリンの買取価格を簡単に特定する事が可能です。

このページではフィギュリンに関する撮影ポイントを紹介していますが、メール査定の方法や基本的な撮影方法、相見積もりの取り方については次のページも参考にしてください。

メール査定におけるフィギュリンの撮影方法

メール査定におけるフィギュリンの撮影方法

フィギュリンは様々なブランド会社やメーカーから販売されていますが、撮影するポイントは大体同じです。フィギュリンの買取価格を教えてもらうための重要な撮影ポイントは次を参考にしてください。(※撮影はスマホでOKです)。

  • フィギュリンと付属品全景の撮影
    フィギュリンと付属品全景の撮影 フィギュリンと付属品全景の撮影
    フィギュリンの全体写真を撮影します。付属品があれば一緒に撮影し、ライターなどと一緒に撮影してサイズが分かるようにするのも良いですね。
  • バックスタンプの撮影
    バックスタンプの撮影 バックスタンプの撮影
    フィギュリンの裏に「バックスタンプ」があれば撮影します。有名ブランドであれば大体見つかりますが無い場合は文章でない旨を伝えましょう。

撮影ポイントの補足説明

フィギュリンに関する撮影を主にこの2種類あれば大丈夫ですが、サイズ感に関しては前述のようにライターと一緒に撮影するか文章で高さ〇cmと送ってあれば大丈夫です。「擦れ」や「スクラッチ」といった多少の劣化に関しては文章で「○○といったダメージが点在している」と送れば大丈夫ですが、「欠けといった大きな劣化」があればその箇所も撮影してあげるとよいでしょう。

他に注意する点としてはピントや明暗に少し気を付けるくらいですので、気になる方は次の「骨董品の買取価格を調べる方法」で紹介している撮影方法の基本的なポイントも参考にしてみてください。

他の西洋アンティークの種類一覧

西洋アンティークの種類一覧

フィギュリン以外で当サイトで紹介している西洋アンティークの買取情報は次の通りになります。

ドールや掛け軸、絵画、象牙、刀剣、珊瑚製品など様々な骨董品に関しても幅広く紹介していますので骨董品買取の際にはそちらも是非参考にしてください。

骨董品買取業者が買取する西洋アンティークの種類一覧

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