バカラ買取情報の目次
このページではバカラ買取に関する様々な情報をご紹介するのですが、情報量がかなり多くなりますので次の目次を参考にしてください
バカラの買取を
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バカラの買取相場を一覧でご紹介

バカラの買取価格は作風や歴史、状態によってピンキリですので、まずはできるだけ多くの種類のバカラ買取相場を一覧で紹介していきます。
バカラ買取について流れや方法を知りたい方はこちらの「骨董品買取が初めての方へ」を、おすすめのバカラ買取業者について知りたい方は後述の「バカラ買取におけるおすすめ買取業者について」を参考にしてください。
バカラの種類 | 状態 | 買取相場 |
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リキュールグラス6点セット | 箱無し | 13000円~20000円 |
金彩花文花瓶 | 箱無し | 28000円~40000円 |
アルクールフルートグラス8点セット | 1点にチップ有 | 12000円~21000円 |
香水瓶(1937年頃製作) | 箱無し | 10000円~18000円 |
クリスタルオブジェ | 彫刻家サイン有 | 42000円~55000円 |
オールドバカラ デキャンタ(1936年以前) | 箱無し | 28000円~48000円 |
キャンドルスタンド | 数ヵ所チップ有 | 13000円~25000円 |
マッセナ ワインセット | 箱有 | 42000円~58000円 |
古バカラ シャンパングラス8点セット | 箱無し | 18000円~32000円 |
ローハンタンブラー6点セット | 箱有 | 15000円~28000円 |
アンパルフェワイングラス6点セット | ディスプレイケース付 | 29000円~44000円 |
バカラ製品はどれもある程度の買取相場が期待でき、例えば近代の作品で骨董品としての価値が付かない場合でも、ブランドとしての価値が評価されて買取価格が付く場合が非常に多いです。
では、次は画像と解説付きでバカラの買取価格についてご紹介します。
バカラの買取価格例の紹介

では、様々なバカラの買取価格について紹介します。画像付きでバカラの買取例を挙げて紹介しますのでぜひ参考にしてください。(※なんでも鑑定団のような評価額や鑑定価値と買取価格は全くの別物で、評価額は買取価格よりもはるかに高い金額が算出されます。)
【バカラ】エンパイア ロックグラス

こちらは、バカラの「エンパイア」というグラスです。バカラのアルクールというグラスがベースになっていて、24金のアンピール模様の装飾を施したシリーズです。
エンパイアは一応現在も販売されているグラスで、よほど古いもの以外は骨董品としての価値は評価されません。ですが、バカラのブランド価値は評価されやすいため、骨董品買取でも買取価格が付く場合が多いです。
こちらのエンパイアのロックグラスだと、状態によって大きく変わりますが、1点あたり1万円前後の買取価格が基準になります。ロックグラスの他にもワイングラスや香水瓶、古い色付きのラージグラスなど各種あります。特に昔の作品になるとシリーズの断定が難しいこともありますが、「バカラの作品」で「金彩」「豪華な装飾」などの要素があれば、買取価格が期待できる作品であることが多いです。
【バカラ】6灯シャンデリア ミルニュイ

バカラは、グラスの他にも室内調度品・装飾品なども幅広く手掛けていて、西洋アンティーク品の買取でも高値が付く作品も多いです。
こちらは、バカラのシャンデリアで「ミルニュイ」というデザインのシリーズになっています。バカラのシャンデリアは、製作年代や装飾の豪華さ、使用感や状態によっても買取相場がだいぶ変わってきますが、写真のものは結構豪華な部類で、買取価格も期待できます。骨董品買取業者の再販ルートによりけりですが、バカラ買取での買取価格は、大体18万~30万円前後が期待できます。
バカラの製品は、近代作品であっても買取価格が付く場合も多いので、一度骨董品買取業者へいくらで売れそうか質問されてみることをおすすめします。
【バカラ】バカラ水指 鵬雲斎書付箱

実はバカラと日本の骨董品には、切っても切れない深い関係があります。
バカラが初めて日本に輸入されたのは、1900年代の初頭だと言われています。大阪で古美術商を営んでいた春海藤次郎という人物が、バカラのクリスタルガラスの清廉さに目を付けて茶懐石のための器をバカラへ注文し、それが最初の記録として残っています。春海藤次郎は特に茶道具の目利きに長けており、以降、こうしたバカラの器は”春海好み”と言われ、日本でも広まっていきました。
これまで有名な茶人が評価したバカラ作品も残っており、そうした品は骨董品買取でも注目されます。こちらのバカラ作品だと、茶道裏千家の15世家元である”鵬雲斎”の箱書きが記されており、買取価格は10万円前後が基準になります。
こうした箱書きから作品の経歴が分かる場合も多くありますので、バカラの買取においては、付属品も重要な査定ポイントだといえます。
【バカラ】バカラデキャンタ レミーマルタン ルイ13世ブラックパール

バカラでいえば「お酒」も高い買取価格が付く品が多いです。バカラが瓶を手掛けたお酒は各種ありますが、外装のバカラとしての価値はもちろん、お酒としてもプレミアが付いた価格で取引されるものも多いです。 こちらは、「レミーマルタンルイ13世ブラックパール」というお酒で、買取価格は100万円前後も期待できるようなプレミア品です。中身は通常のレミーマルタンと変わりありませんが、世界で786本しか流通していないため、極めて希少価値が高い一本です。
【バカラ】オールドバカラ ミケランジェロ デキャンタ

「オールドバカラ」とは、19世紀に作られた古いバカラ作品のことを指します。現在でも作られ続けている不朽の名作も多いバカラですが、既に廃盤になってしまったシリーズも数多くあり、希少性が高い一品も存在します。
こちらは、1927年から1970年の間に販売されていた「ミケランジェロ」というシリーズのデキャンタボトルで、状態にもよりますが骨董品買取に出された場合、買取価格は1~3万円前後が基準になります。ミケランジェロには、他にもグラスやデキャンタなどがあり、脚の有無や装飾の違いによって価値が細分化されています。
特に金彩装飾が施されたミケランジェロは希少価値が非常に高く、これ以上の買取価格も十分期待できます。
バカラ買取におけるおすすめ買取業者

まず初めに、手間をかけずにバカラを高く安心に売る為に最も大切なおすすめのバカラ買取業者をご紹介します。買取業界において「おすすめのバカラ買取業者=おすすめ骨董品買取業者」ですので、当サイトで紹介しているおすすめ骨董品買取業者を参考にしてください。
バカラ買取においても買取業者の選択さえ間違えなければ、手間いらずで高く安心にバカラを売ることができます!
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日晃堂
日晃堂は骨董品と食器を専門的に買取している買取業者です。骨董品の幅広い種類に応じて専門的に見れる査定士を揃え、世界に広げている販路が強みで、骨董品買取では特におすすめしている買取業者です。
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福ちゃん
福ちゃんは中尾彬さんと池波志乃さんが広告塔を務めるてるのが印象的。福ちゃんは総合買取業者ですが、骨董品買取には専門的に力を入れており、総合買取業者としての強みを活かしたイチオシ買取業者です。
高価買取が期待できるバカラの特徴とは?

では、次に高価買取が期待できるバカラの特徴をご紹介します。これから紹介するポイントに多く該当すると高く売れるバカラの可能性が上がります。
バカラの買取価格は当たれば非常に高額になりますので、古そうなバカラが見つかれば、後述にあるように骨董品買取業者に査定依頼をすることを強くおすすめします!
古いバカラ(オールドバカラ)は高い

バカラの買取価格は古いほど高くなる傾向にありますが、19世紀のバカラグラスを始めとしたクリスタル作品は「オールドバカラ」と呼ばれており、「市場に出るのが稀」な現在廃盤のシリーズも多い事から特に高い買取価格が期待できる傾向にあります。
更に、オールドバカラの中には「昔の茶人が評価した作品」など、偉人に使用されていたというような歴史的背景のある珍しい作品などもあり、そういったオールドバカラの買取であればは更に高い買取価格も期待できます。
バカラの装飾のチェック

バカラにも共通して言えることですが、基本的にガラスやクリスタル工芸品は高級な作品であるほど「装飾はより豪華、より繊細」な傾向にあります。そのため、「装飾として金彩が施されてるバカラグラス」やオブジェや透かし花瓶などでよく見れる「細かな装飾が隅々まで施されているバカラ製品」は高価買取が期待できます。
これらの特徴は見ればなんとなくは分かるのですが、難しい点として「バカラに装飾があれば全て高価買取!」というわけではない事ですので、装飾等があれば「高く売れるバカラかもしれない」と考えて買取業者に相談する事をおすすめします。
バカラのサイズ(大きさ)について

あくまで”傾向”ではありますが、バカラの買取価格はサイズが大きな作品ほど硬貨買取が期待できる傾向にあります。例を挙げると、「フラワーベース」「オブジェ」「シャンデリア」「デキャンタ」などです。
小さな作品でも精巧なバカラは買取価格も高くなりますが、バカラのフラワーベースといった大きな作品に精巧な彫りが施されている方がより高い買取価格が期待できます。
バカラの「お酒」は高く売れる傾向にある

高く売れやすいバカラの種類として「お酒」が挙げられます。「レミーマルタン」「ヘネシー」「カミュ」「サンペ」「マーテル」などの洋酒の一部には、バカラのクリスタルボトルを用いた種類が存在し、高額で取引されています。
種類や状態・付属品の有無によっても買取価格は変わってきますが、大体2~3万円前後の買取価格がつく種類が多く、買取価格例でご紹介したような「レミーマルタンブラックパール」などの貴重な種類になると、100万円前後の買取価格も期待できるようになります。
付属品が揃っているかどうか

バカラの買取価格は、箱やカード関連(保証書等)などの付属品が揃っているかどうかがとても重要です。バカラはブランド食器としても不動の人気がある一方でコレクターアイテムとしても人気が高い事から、箱やカードといった付属品の有無で買取価格がどうしても影響してしまうのです。
また、付属品の中でもとても珍しいケースですが、「かつての偉人が所持していたバカラ製品」など特殊な背景を持つバカラ製品は箱書きやメモ書きなどの付属品からしか判断できないので、付属品の有無で大きくバカラの買取価格が変わってしまいます。
バカラを入手した場所がわかるなら・・・

価値が高いバカラ作品となると、やはり偽物や贋作が付きものになってきます。高価なものは贋作が多い為、「然るべきルート」から入手されたバカラかはとても重要です。
然るべきルートを簡単に挙げると、「1.収集家のコレクション」や「2.オークションなどで高い金額で購入」などです。ですので、バカラを見つけた際にはどういったルートを辿ってここにあるのかが確認できるのであれば確認しておくことをおすすめします。
「クリスタルコレクターから譲り受けたバカラ」など、いかにも高級品が貰えそうな入手ルートであるほど高価買取はかなり期待できますよ!
高価買取が期待できるバカラかどうかを判別する簡単なポイントはこんな感じです。
ただ、バカラに関しては種類や装飾ごとに買取相場の差がある他、状態によっても買取価格が大きく変わってくるため、価値の判断自体が非常に難しくなっています。そのため、価値が分からない高級そうなバカラ作品を持っておられるなら、一度は専門家に判断してもらう事をおすすめします。
古そうなバカラが見つかれば正しい価値を判断するためにも、無料かつ業者が推奨しているので次の方法で骨董品買取業者の専門家に無料査定を依頼することをおすすめします!
バカラの買取価格の調べ方

まず、自力で素人がバカラの買取価格を調べる事は不可能と言えます。その理由は「作品知識」と「最新の相場」を知っている必要がある、つまりはオークションや骨董市等に出入りしているような人や学芸員でなければわからないからです。(当ページの前半にバカラの買取価格例の一覧と解説がありますので、そこを見てバカラの買取価格が算出できそうか試してみてください。)
しかし、写真によるメール査定を活用する事で素人でもバカラの買取価格を簡単に特定する事が可能です。
このページではバカラに関する撮影ポイントを紹介していますが、メール査定の方法や基本的な撮影方法、相見積もりの取り方については次のページも参考にしてください。
メール査定におけるバカラの撮影方法

バカラの撮影については、西洋アンティークTOPで紹介している方法とある程度共通していますので、バカラ買取でメール査定を利用する際にはこちらのページで紹介している西洋アンティークに関する撮影ポイントを参考にしてください
バカラというと様々なシリーズや形状の食器がありますが、種類は違えど撮影するポイントは大体同じですし、撮影は簡単です。バカラの買取価格を教えてもらうための重要な撮影ポイントは次のようになっています。(※撮影はスマホでOKです)。
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食器と付属品全体の撮影バカラの全体写真を撮影します。数点ある場合は、付属品が全部が写るように撮影すれば大丈夫です。全てフレームに収まらない場合は何枚かに分けて撮影してもOKです。
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バカラシールの撮影バカラに赤いシール(あるいは白いシール)が付いている場合、そちらも撮影しておくようにします。シールがない場合は撮影しなくても大丈夫です。
撮影ポイントの補足説明
バカラのメール査定(写真査定)に関しては、写真は紹介した2種類で大丈夫です。スレや汚れといった劣化に関しては、その部分だけアップで撮影しておくか、文章で「○○といったダメージが点在している」と送れば大丈夫です。
また、バカラシールを撮影する理由としては、業者によってはこのシールの有無で製作年代や未使用品か否かを判断する場合があります。正規店で購入すると店員が剥がしてくれる場合もあるので一概には言えませんが、もしシールが貼られているのであれば撮影しておいたほうが親切です。
他に注意する点としてはピントや明暗に少し気を付けるくらいですので、気になる方は次の「骨董品の買取価格を調べる方法」で紹介している撮影方法の基本的なポイントも参考にしてみてください。
バカラとは?高く売れる?種類は?

このページではバカラの価値や買取相場についてご紹介しましたが、ここではバカラの概要と、バカラが高く売れるかについてまとめて紹介します。バカラはフランスのクリスタルガラスブランドで、創業から約250年もの長い歴史を持っています。
古いバカラ作品はアンティークとして評価され、骨董品買取でも高く売れるような作品が多く存在します。骨董品としての価値が付かない近代の作品であっても、バカラはブランド的な価値が評価されやすいため、最近作られたような品でも買取価格が付くものが多いです。
バカラが高く売れるかどうかですが、「バカラの種類や状態によりけり」の判断となり、買取価格はまさにピンキリです。
バカラの買取価格は後述しますが、古いシャンデリアなどの大型作品になると、数十万円単位の買取価格で取引された実例も多くあります。
高く売れるバカラの傾向としてはいくつかあり、「古い時代に作られた希少品、または数量限定など希少価値のある作品」「金彩など、手の込んだ装飾が施されているか」という点などが、買取価格を決める重要なポイントになります。
バカラの古いものは「古バカラ」「アンティークバカラ」または「オールドバカラ」と呼ばれ、骨董品としての希少価値を上乗せした高価買取が期待できる傾向にあります。
バカラの有名なシリーズについて
その為、ここではバカラの中でも有名なシリーズをご紹介しています。
バカラの有名シリーズ一覧
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タリランド
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エトナ
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アルルカン
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アルクール
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ミルニュイ
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ローハン
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マッセナ
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アビス
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エキノックス
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ベガ
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ベルーガ
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アルカード
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コンコルド
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エンパイア
バカラは種類によって買取相場も細分化されますが、どれも食器の買取相場としては基本的に高い買取価格が期待できますので、買取を検討している場合、一度骨董品買取業者の写真査定を利用して価値を確認されておくことをおすすめします。
他の西洋アンティークの種類一覧

バカラ以外で当サイトで紹介している西洋アンティークの買取情報は次の通りになります。
ドールや掛け軸、絵画、象牙、刀剣、珊瑚製品など様々な骨董品に関しても幅広く紹介していますので骨董品買取の際にはそちらも是非参考にしてください。