金鵄勲章買取情報の目次
このページでは金鵄勲章買取に関する様々な情報をご紹介するのですが、情報量がかなり多くなりますので次の目次を参考にしてください
安心して金鵄勲章の買取を
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金鵄勲章の買取相場を一覧でご紹介
勲章買取といえば主に骨董品買取業者が行ってくれますが、勲章の種類や付属品、状態によっても買取価格は大きく変わってきます。
金鵄勲章の買取相場は、叙せられた軍人の功績を示す「等級」によって変動します。等級は功一級から功七級までが存在し、基本的には等級が高いほど買取相場も高額になってきます。ただ、付属品の有無や状態によっても実際の買取価格は大きく変わるので、一概にはいえません。
金鵄勲章の買取について流れや方法を知りたい方はこちらの「骨董品買取が初めての方へ」を、おすすめの金鵄勲章買取業者について知りたい方は後述の「金鵄勲章買取におけるおすすめ買取業者について」を参考にしてください。
| 金鵄勲章の名称(括弧内は旧名称) | 等級 | 買取相場 |
|---|---|---|
| 功一級金鵄勲章 | 1等 | 150万円~250万円 |
| 功二級金鵄勲章 | 2等 | 70万円~160万円 |
| 功三級金鵄勲章 | 3等 | 25万円~35万円 |
| 功四級金鵄勲章 | 4等 | 70000円~15万円 |
| 功五級金鵄勲章 | 5等 | 25000円~50000円 |
| 功六級金鵄勲章 | 6等 | 5000円~15000円 |
| 功七級金鵄勲章 | 7等 | ~5000円 |
金鵄勲章は現在全ての等級が廃止されており、全体的な買取相場は基本的に高めです。
かつ、功一級・功二級などになると、天皇直属の組織やトップクラスの功労ある将官にしか授けられないような貴重な勲章になるため、買取価格も数十万円~数百万円単位で期待できます。
ただ、勲章買取の場合、状態や付属品、その時々の市場相場によって実際の買取価格は大きく変わってきますので、この買取相場一覧はあくまで参考のひとつに過ぎません。
そのため、金鵄勲章の買取価値を知りたい場合、骨董品買取業者のメール査定(写真査定)を利用するのが最も正確で、かつ手っ取り早い方法です。
特に金鵄勲章の場合は等級によって見た目のデザインがほとんど変わらず、かつ功一級・功二級で同じ勲章が付属してくる場合もあるので、勲章に詳しくない方だと価値を見誤ってしまうことも多く、自己判断はあまりおすすめしません。
では、次は画像と解説付きで金鵄勲章の買取価格についてご紹介します。
【勲章】金鵄勲章の買取価格例の紹介
では、勲章の金鵄勲章の買取価格について紹介します。画像付きで金鵄勲章の買取例を挙げて紹介しますのでぜひ参考にしてください。(※なんでも鑑定団のような評価額や鑑定価値と買取価格は全くの別物で、評価額は買取価格よりもはるかに高い金額が算出されます。)
【勲章】功二級金鵄勲章(2等)
金鵄勲章は現在全ての等級が廃止されていて、基本的な買取相場も高額です。
こちらは2等の「功二級金鵄勲章」で、尉官・佐官が授かる最高位の金鵄勲章です。付属品などが綺麗に全て揃っていた場合、買取相場はおよそ70万円~160万円前後までも期待できます。
功二級金鵄勲章は最初は革箱でしたが、日露戦争辺りから黒の漆箱へ変更されています。箱の文字も古いものは「金鵄章」・昭和など比較的近年のものは「金鵄勲章」と表記されています。
また、こちらの功二級金鵄勲章の正章(または功一級金鵄勲章の副章)には、外側へ伸びる旭日光の部分に黄色の七宝が使われていますので、他の金鵄勲章との見分けは比較的簡単です。
【勲章】功三級金鵄勲章(3等)
こちらは「功三級金鵄勲章(3等)」で、綺麗な状態で付属品などが全て揃っていた場合、買取価格はおよそ25万円~35万円前後までが期待できます。
また、功三級金鵄勲章も、古いものは”功三級金鵄章”・比較的新しいものは”功三級金鵄勲章”と箱の表面に記されています。ただ、この表記の違いによって買取価格が大きく変わることはあまりありません。
そして、功三級金鵄勲章の本体は、実は上記でご紹介した「功二級金鵄勲章の副章」と同じです。勲章は正章・副章・略綬など種類がいくつかあり、詳しくない方だと価値を見誤ってしまうことも多いです。
【勲章】功一級金鵄勲章(1等)
最も高い等級の「功一級金鵄勲章」ですが、希少性がかなり高く、骨董品買取においての取引事例も非常に少ないです。
そのため正確な買取相場も定まっていないのですが、もし勲章買取に出されるとしたら150万円~250万円前後の買取価格も期待できるプレミア勲章です。
功一級金鵄勲章は大正天皇や皇族、またはトップとして功績を挙げた軍人のみが授かることが出来、僅か42人(陸軍27人・海軍15人)しか授与していない貴重な勲章です。
金鵄勲章は今は廃止されているため希少価値が高く、基本的な買取相場も高額です。軍物・ミリタリーコレクションなどから貴重な勲章が出てくる場合も多いのですが、勲章は種類が膨大にあり、かつ等級によるデザイン変化がそこまでないものも多いので、まずは骨董品買取業者のメール査定などを利用して価値を判断されるのがおすすめです。
金鵄勲章買取におけるおすすめ買取業者
まず初めに、手間をかけずに金鵄勲章を高く安心に売る為に最も大切なおすすめの金鵄勲章買取業者をご紹介します。買取業界において「おすすめの金鵄勲章買取業者=おすすめ骨董品買取業者」ですので、当サイトで紹介しているおすすめ骨董品買取業者を参考にしてください。
金鵄勲章買取においても買取業者の選択さえ間違えなければ、手間いらずで高く安心に金鵄勲章を売ることができます!
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日晃堂
日晃堂は骨董品と食器を専門的に買取している買取業者です。骨董品の幅広い種類に応じて専門的に見れる査定士を揃え、世界に広げている販路が強みで、骨董品買取では特におすすめしている買取業者です。
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福ちゃん
福ちゃんは中尾彬さんと池波志乃さんが広告塔を務めるてるのが印象的。福ちゃんは総合買取業者ですが、骨董品買取には専門的に力を入れており、総合買取業者としての強みを活かしたイチオシ買取業者です。
高価買取が期待できる金鵄勲章の特徴とは?
家の大掃除や倉庫や蔵の整理、相続などによって「金鵄勲章」が見つかった際に「高く売れそうな金鵄勲章かどうか」を判別するポイントをご紹介します。
これから紹介するポイントに多く該当すると高く売れる金鵄勲章の可能性が上がりますので、気になる場合は後述しますが一度骨董品買取業者に査定依頼をすることを強くおすすめします!
金鵄勲章を売る場合「等級」が大切
金鵄勲章を買取に出す場合、まずチェックしておきたいのが「等級」です。等級が高いほど希少性が高いので、買取相場も比例して高額になります。
等級は基本的に箱の表や勲記(勲章に付いている賞状のようなもの)に書いているので、その文字を読むことで判別出来ます。
「付属品がないから等級が分からない」という場合もあるかと思いますが、骨董品買取業者のメール査定では写真から正確な種類を特定してくれますので、等級が不明のままでも大丈夫です。
勲章に詳しい方ならデザインから見分けることも出来ますが、金鵄勲章の場合「功一級の副章と功二級の正章が同じ」「功二級の副章と功三級の正章が同じ」というように、ややこしい側面も持ちますので、出来れば買取業者に問いあわせてプロに判断してもらうことをおすすめします。
金鵄勲章の付属品をチェック
金鵄勲章には「授(勲章を付ける際に使うリボンのようなもの)」や「略授(勲章を身に着けないときに装着するボタンのような飾り)」「箱」などの付属品が付いています。
これらの付属品の有無によって、買取価格が倍ほど違ってくる場合があります。そのため、勲章に付属品が付いていれば、そちらも一緒に査定に出した方が買取価格が高くなる可能性があります。
状態の良い金鵄勲章は高価買取されやすい
特に金鵄勲章は古いものが多いため、経年によって変色が出てしまっている可能性があります。
もちろん綺麗な勲章のほうが高価買取は期待できるのですが、誤った手入れによって取返しのつかないダメージがついてしまう恐れもありますので、買取の際は柔らかい布で埃をぬぐう程度に留めておいた方が良いです。
また、ここは買取業者によっても基準が違いますが、経年による自然劣化はある程度大目に見てくれる場合も多いです。
金鵄勲章を入手した場所がわかるなら・・・
金鵄勲章を含めた骨董品全般に言える事ですが、高い価値をもつ骨董品とは「然るべきルート」から見つかる場合が多くなっています。然るべきルートを簡単に挙げると、「1.骨董品収集家のコレクション」や「2.オークションや骨董市等で高い金額で購入」などもありますが、勲章の場合は「親戚・先祖が授与したもの」を買取に出すケースも多いです。
ですので、金鵄勲章などの勲章を見つけた際には、どういったルートを辿ってここにあるのかが確認できるのであれば、確認しておくことをおすすめします。
高価買取が期待できる金鵄勲章かどうかを判別する簡単なポイントはこんな感じです。ですが、本当に高い価値がある金鵄勲章かどうかの判断は専門家に判断してもらわなければ分かりません。ただ古そうなだけの勲章でも、専門家の査定で数万円~数十万円単位の買取価格がつく事は珍しい事でもありません。
ですので、古そうな金鵄勲章が見つかれば正しい価値を判断するためにも、無料かつ業者が推奨しているので次の方法で骨董品買取業者の専門家に無料査定を依頼することをおすすめします!
金鵄勲章の買取価格の調べ方
まず、自力で素人が勲章の金鵄勲章の買取価格を調べる事は不可能と言えます。その理由は「作品知識」と「最新の相場」を知っている必要がある、つまりはオークションや骨董市等に出入りしているような人や学芸員でなければわからないからです。(当ページの前半に金鵄勲章の買取価格例の一覧と解説がありますので、そこを見て金鵄勲章の買取価格が算出できそうか試してみてください。)
しかし、写真によるメール査定を活用する事で素人でも金鵄勲章の買取価格を簡単に特定する事が可能です。
このページでは金鵄勲章に関する撮影ポイントを紹介していますが、メール査定の方法や基本的な撮影方法、相見積もりの取り方については次のページも参考にしてください。
メール査定における金鵄勲章の撮影方法
金鵄勲章の撮影ポイントは勲章TOPで紹介している方法と共通していますので、金鵄勲章買取でメール査定を利用する際にはこちらのページで紹介している勲章全般で共通する撮影ポイントも参考にしてください
勲章の金鵄勲章とは?高く売れる?
ここまで金鵄勲章の価値や買取相場を掲載してきましたが、そもそも金鵄勲章とは何かという概要と、高く売れるかどうかについて紹介していきます。
金鵄勲章(きんしくんしょう)とは優れた功績を挙げた軍人・軍属に授けられる勲章で、明治23年に功一級~功七級までが制定されました。
金鵄勲章のデザインは、神武天皇の交戦中に現れたとされる「金色の霊鵄」がモチーフになっており、その下に旭光と大神宮の盾・矛・剣を配置しています。等級によって意匠が変わることはほとんどなく、七宝の有無や金の範囲の違いなどで見分けることが出来ます。
金鵄勲章の当時の特徴としては”年金制度(終身年金)があった”ことが挙げられます。
金額は時代によって変わっていきますが、例として昭和2年のデータを挙げると、最も高い功一級では1500円(今の貨幣価値でいえば300万円相当)・功二級では1000円(200万円相当)・最も低い功七級金鵄勲章では150円(30万円相当)が支給されていました。
(※現在では金鵄勲章の年金制度はありませんので、お金を受け取ることは出来ません)
ただ、戦争が拡大してきた1941年(昭和16年)になると年金制度は廃止され、代わりに一時賜金に切り替えられ、その後1947年(昭和22年)の敗戦後にGHQの指示によって金鵄勲章自体が廃止されました。
金鵄勲章の受章者数は、日清戦争にて約2000人・日露戦争では約10万9600人・第一次世界大戦では約3000人・満州事変では約9000人・日中戦争では約19万人・太平洋戦争では約62万人が受章しています。
それなりに数が多いように見えますが、例えば功一級金鵄勲章の受章者は計42人と、高い等級であるほどに授与数も少なく、希少価値が高くなっていきます。
金鵄勲章は今では廃止された勲章のため、基本的な買取相場は比較的高めです。金鵄勲章の買取相場は等級によって分けられますが、そこから「状態」「付属品の有無」も加味されて買取価格が決定します。
ただ、見た目のデザインでは判別が難しく、さらに同じデザインなのに等級が違うケース(例としては、功一級の副章・功二級の正章は見た目が全く同じです)も挙げられますので、金鵄勲章の正確な買取価値は、骨董品買取業者のメール査定を利用して判断するのがおすすめです。
このページでは様々な金鵄勲章の買取相場や価値、概要などを紹介していますので、金鵄勲章の買取を検討している方は是非ページ上部からご覧ください。
他の勲章の種類一覧
金鵄勲章以外で当サイトで紹介している勲章の買取情報は次の通りになります。
このサイトでは勲章各種の他にも、茶道具や絵画、象牙、刀剣、珊瑚製品など様々な骨董品に関しても幅広く紹介していますので、骨董品買取の際にはそちらも是非参考にしてください。