雛人形買取に関する情報を提供するページ
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雛人形買取情報の目次

このページでは雛人形買取に関する様々な情報をご紹介するのですが、情報量がかなり多くなりますので次の目次を参考にしてください

雛人形とは?高く売れる?種類は?

雛人形の概要・高く売れる種類について

まず最初に【雛人形】の価値や概要をまとめますが、雛人形とは、「内裏雛(だいりびな)をはじめ、ひな祭りに飾る人形」のことです。 雛人形の中には、骨董品として買取価格が付く種類もあり、処分してしまうより買取に出した方が得をするケースもあります。

ただ、総合的な観点で申し上げれば、基本的に雛人形は、買取が難しいものが多いです。 雛人形の文化として「一人の子どもに一体(1セット)の雛人形」というのが原則としてあり、所説ありますが、基本的に中古の雛人形は縁起物としての需要がないことが多いからです。

ただ、「江戸時代など古い時代に作られた、骨董品として価値のある雛人形」「有名な人形師が手掛けた雛人形」「メーカー(ブランド)としての価値が高い雛人形」「珊瑚や象牙などの高級素材が使われている」など、きちんと買取価格がつく雛人形もありますので、雛人形の処分を考える場合は買取を検討することをおすすめします。

では、実際に「雛人形がどれくらいの価格で買取されるのか」、「高く売ることができる雛人形の特徴」についてなどなど、様々な雛人形の買取情報をご紹介します。

雛人形の買取価格例の紹介

雛人形の買取価格例の紹介

では、様々な雛人形の買取価格について紹介します。画像付きで雛人形の買取例を挙げて紹介しますのでぜひ参考にしてください。(※なんでも鑑定団のような評価額や鑑定価値と買取価格は全くの別物で、評価額は買取価格よりもはるかに高い金額が算出されます。)

【雛人形】雛屋次郎左衛門 内裏雛

【雛人形】雛屋次郎左衛門 内裏雛
買取価格:10~15万円

こちらは、江戸時代に作られた”雛屋次郎左衛門”と呼ばれる種類の雛人形です。当時流行していた丸顔の雛人形で、雛屋次郎左衛門が創始したことからこう呼ばれています。 古い雛人形ですので経年による劣化・色褪せ等ありますが、買取価格は大体10~15万円前後が基準になります。 雛屋次郎左衛門は公家や大名家に好まれてきたという歴史を持っており、高名な人物が所持していたと分かれば、こちらの例よりも更に高額な買取価格も期待できます。

ただ、「古い雛人形は必ず価値が高い」というわけではなく、様式や製作背景・作者によっても買取価格は大きく異なります。残念ながら価値が付かないものもありますが、一度骨董品買取業者に問い合わせてみても良いでしょう。

【雛人形】原米州作

【雛人形】原米州作
買取価格:5~10万円

こちらの雛人形は、原米州が手掛けた雛人形です。原米州は”胡粉仕上げ”の技法で無形文化財に指定された有名な人形師で、ご本人は既に亡くなられてしまいましたが、原米州の技術を継承し”株式会社米州”から数々の雛人形が販売されています。 原米州本人が手掛けた雛人形で、かつ多段の豪華な品であれば、骨董品として買取価格が期待できるケースも多いです。こちらの雛人形の場合だと、大体5~10万円前後の買取価格が基準になります。

【雛人形】珊瑚製内裏雛 笹方秀峰作

【雛人形】珊瑚製内裏雛 笹方秀峰作
買取価格:10~15万円

雛人形の中には「珊瑚や象牙など、高級素材で作られた」作品も存在します。こちらは珊瑚で作られた雛人形で、珊瑚彫刻の名工・笹方秀峰が手掛けた作品です。 珊瑚は骨董品としても価値が高い素材で、かつ作家物の作品ですので評価も高く、骨董品買取だと10万円前後の買取価格が基準になります。 珊瑚の買取価格・価値についてはこちらのページで紹介しています。

【雛人形】ロイヤルコペンハーゲン・真多呂人形 内裏雛

【雛人形】ロイヤルコペンハーゲン・真多呂人形 限定内裏雛
買取価格:~1万円

こちらの雛人形は、「ロイヤルコペンハーゲン」「真多呂人形」2社がコラボして完成した立ち雛人形です。顔は真多呂人形を手本に描かれており、召し物の部分にはロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッド模様が描かれています。

こちらの雛人形は作られてからそれ程歴史を経ていないため、厳密には骨董品ではありませんが、ブランドとしてのネームバリューがあり、骨董品買取でも買取対象となる可能性があります。その場合、買取価格は大体1万円前後が基準になります。 他にも「リヤドロ」「ノリタケ」などの雛人形は、ブランドとしての価値が評価され、買取可能となる場合も多いです。

【雛人形】有職雛人形 7段飾り(十五人飾り) 大橋弌峰作

【雛人形】有職雛人形 7段飾り(十五人飾り) 大橋弌峰作
買取価格:8~12万円

こちらは、有職雛人形作家の大橋弌峰が手掛けた7段飾りの雛人形です。現在は二代目がご活躍されていて、より高い専門技術を磨くため、作業はそれぞれの職人によって完全に分業化されています。 大橋弌峰が手掛ける雛人形は、展示品などで値引きが効くものもある他、通常品から高級品まで様々な価格帯があります。

有名な人形師の雛人形の場合は、7段飾りなどの豪華な品だと買取価格が付く場合もあり、こちらだと8~12万円前後の買取価格が基準になります。 ただ、作家物の雛人形でも、状態や作品の種類、付属品の有無などで買取価格が大きく変わってきます。

高価買取が期待できる雛人形の特徴とは?

高価買取が期待できる雛人形の特徴とは?

では、次に高価買取が期待できる雛人形の特徴をご紹介します。これから紹介するポイントに多く該当すると高く売れる雛人形の可能性が上がります。

但し、雛人形の買取価格は当たれば非常に高額になりますので、古そうな雛人形が見つかれば、後述にあるように骨董品買取業者に査定依頼をすることをおすすめします!

”価値の高い種類”の雛人形かどうか

価値の高い種類の雛人形かどうか

骨董品として買取価格が付く雛人形には、ある程度のパターンがあります。上記の「雛屋次郎左衛門雛」や有名人形師の作品のような文化的・骨董品的価値が高い雛人形が挙げられます。 その他、珊瑚や象牙などの高級素材が使われた雛人形、ブランドとしての価値が高い雛人形などもあり、これらも骨董品買取に出された場合、買取価格が付く可能性があります。

ただ、”素材やブランドとして高い雛人形”は、ある程度判別が付くことが多いのですが、この”文化的・骨董品的価値が高い雛人形”の見極めは、鑑定眼がなければ非常に難しくなります。
”良い物だと言われて譲り受けた”や、”昔、骨董品として高値で購入した”など、「価値が高いかも?」と思い当たる節があれば、一度骨董品買取業者に質問してみる事をおすすめします。

欠損や修復跡の有無などの状態

欠損や修復跡の有無などの状態

古い雛人形となると、スレや色褪せなどの劣化や、修理・修繕の跡があるものも多くなります。骨董品となると、ある程度の経年劣化は必然ともいえますが、「欠損」「スレ傷」「塗装などの修復跡」などがあると、買取価格が減額になる可能性が大きいです。

ただ、骨董品の分野だと、その減額を差し引いても高額になるケースも多いです。そして、一般の方が修繕・修理を行うとかえって価値が下がってしまう場合が多いので、ヒビや傷などのダメージがある場合でも、そのまま買取に出されたほうが良いです。

雛人形の付属品の確認

雛人形の付属品の確認

雛人形には、内裏雛の2体の他にも「詳細が書かれた札」「三人官女・五人囃子などの人形たち」「ぼんぼり・屏風など」「外箱・内箱」「証明書(保証書)」などが付属されている場合があります。こうした付属品から雛人形の詳細が分かることも多く、査定のポイントになりますので、もしあるならば、全てセットの状態で買取に出されたほうが良いです。

雛人形を入手した場所がわかるなら・・・

雛人形を入手した場所がわかるなら・・・

骨董品としての雛人形の価値は、専門の査定員のような鑑定眼がないと、なかなか判断が難しくなります。そのため、一般の方が雛人形の価値の有無を判断するにあたり、「然るべきルート」から入手された雛人形かはとても重要です

然るべきルートを簡単に挙げると、「1.骨董品収集家のコレクション」「2.オークションや骨董市等で高い金額で購入」などです。ですので、古そうな雛人形を見つけた際には、どういったルートを辿ってここにあるのかが確認できるのであれば確認しておくことをおすすめします。

「旧家から出てきて”良いものだと言われて譲り受けた”雛人形」など、いかにも高級品が貰えそうな入手ルートであるほど高価買取は期待できますよ!


高価買取が期待できる雛人形かどうかを判別する簡単なポイントはこんな感じです。
ただ、雛人形に関しては種類ごとに買取相場の差がある他、修繕跡や欠損などによっても買取価格が変わるため、価値の判断自体が非常に難しくなっています。そのため「古くて価値の高そうな雛人形」や「良い素材・ブランドの雛人形」を持っておられるなら、一度は専門家に判断してもらう事をおすすめします。

古そうな雛人形が見つかれば、正しい価値を判断するためにも、無料かつ業者が推奨しているので次の方法で骨董品買取業者の専門家に無料査定を依頼することをおすすめします!

雛人形の買取価格の調べ方

雛人形買取価格の調べ方

まず、自力で素人が雛人形の買取価格を調べる事は不可能と言えます。その理由は「作品知識」と「最新の相場」を知っている必要がある、つまりはオークションや骨董市等に出入りしているような人や学芸員でなければわからないからです。(当ページの前半に雛人形の買取価格例の一覧と解説がありますので、そこを見て雛人形の買取価格が算出できそうか試してみてください。)

しかし、写真によるメール査定を活用する事で素人でも雛人形の買取価格を簡単に特定する事が可能です。

このページでは雛人形に関する撮影ポイントを紹介していますが、メール査定の方法や基本的な撮影方法、相見積もりの取り方については次のページも参考にしてください。

メール査定における雛人形の撮影方法

メール査定における雛人形の撮影方法

雛人形と言えば数が多いか少ないかで撮影の方法が対象異なります。使用されている撮影例の画像は単体や数の少ない雛人形の撮影例ですが、数が多い雛人形にはそれに対応した撮影方法がありますので、後述の「撮影ポイントの補足説明」も参考にしてください。

まず、雛人形の買取価格を教えてもらうための重要な撮影ポイントを紹介します。(※撮影はスマホでOKです)。

  • 雛人形と付属品全景の撮影
    雛人形と付属品全景の撮影 雛人形と付属品全景の撮影
    雛人形を並べて全体写真を撮影します。付属品があれば一緒に撮影し、ライターなどと一緒に撮影してサイズが分かるようにすると尚良いです。(並べるのが大変な場合は不要)
  • 札や箱等のサインを撮影
    札や箱等のサインを撮影 札や箱等のサインを撮影
    保管箱や飾り札などどこかしらにメーカーや作家を特定するサインが入っているので、それを読めるようにピントを合わせて撮影しましょう

撮影ポイントの補足説明

まず、数が少なく簡単に撮影が可能な場合は写真は画像の通りで十分です。サイズに関してはライターと撮影しなければメール査定時に大体の高さと幅を文面で記載してあげればOKです。状態に関しては大きな劣化でなければ文章で「○○といったダメージがある」と送れば大丈夫です。

ただし、大きな雛人形や飾りの多いものだと並べて撮影する事はかなり大変ですので、その場合は「箱に入った状態でいのでどれくらいの量があるかまとめた写真」「何体か出して並べた人形の写真」「メーカーや作家のサインの写真」の3種類を撮影しましょう。そして、メール査定の文面で「何段飾りなのか(もしくは人形の個数)」「状態が良さそうか悪そうか」、そして分かれば「どこで入手した雛人形のセットなのか」を記載して送るとよいでしょう。

とにかく、雛人形の「メーカー(作家)」と「規模」が分かるように問合せをすれば、そのあとは骨董品買取業者から必要に応じた指示ももらえるので大丈夫です。メール査定の基本的な注意点などに関して次のページでも紹介していますので良ければ参考にしてください。

他のドール(人形)の種類一覧

ドール(人形)の種類一覧

雛人形以外で当サイトで紹介しているドール(人形)の買取情報は次の通りになります。

掛け軸、絵画、象牙、刀剣、珊瑚製品など様々な骨董品に関しても幅広く紹介していますので骨董品買取の際にはそちらも是非参考にしてください。

骨董品買取業者が買取するドール(人形)の種類一覧

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