「西洋画」について

「絵画」について

絵画の種類の一つとして「西洋画」がございます。

このページでは西洋画に関する定義や歴史、特徴を解説し、有名作品も取り上げてご紹介していきます。

「西洋画」について調べている方は是非参考にしてください。

「西洋画」ってどんな絵画?定義は?

「西洋画」ってどんな絵画?

西洋画とは西洋で生まれた材料や技法を使って描かれた絵画です。

有名な種類でいうと油絵や水彩画、パステル画、陶板画などがそれにあたります。

西洋画は別名「洋画」と言われることもあり、明治時代以降に「日本画」と区別するために呼ばれ始めました。

現在、西洋画で最もポピュラーな種類と言えば油絵具を用いて描かれる油絵(油彩画)でしょう。

西洋画では描く内容が、具体的な対象物を具体的に描く「具象画」と、具体的な対象を描かない「抽象画」に分けることができます。

具象画は、風景や静物、人物などをモチーフにしており、描かれているものが何かわかるでしょう。

その反面、抽象画は具体物が見えないので描かれている物が何かは判別できないかもしれません。

具体的な対象を描いた絵画は、宗教を表したものや遠近法を用いたもの、陰影を付けてリアルに見えるように描かれているもの、光の印象を点描で表したものなど様々ですね。

このように、「西洋画」とは一言にいえど種類や技法、描画様式は様々です。

西洋画の歴史は紀元前から始まっていて、現在に至るまで様々な国の風土や人々の生活に根ざし、現代に至るまでいろいろな様式が生まれました。

日本人にも人気があるのは、西洋画の中でも印象派と呼ばれる絵画で、印象派の展覧会にはいつも大変多くの人々が訪れます。

「西洋画」の歴史をご紹介

「西洋画」の歴史をご紹介

西洋画の始まりは、スペインのアルタミラ洞窟やフランスのラスコー洞窟に描かれる壁画だとされています。

ここでは狩りの動物の絵が描かれ、狩りをする当時の生活の様子が伝わってきます。

シンプルに写実的に描かれた表現は、現代アートにも通じるものがあり高い評価となっています。

キリスト教美術が発生した紀元前2世紀末ごろから6世紀には、教会が建てられてその中に聖書の内容を描いたものが飾られました。

ここでは人々にキリスト教を広める目的で、祈る人やキリストの絵が描かれ、描かれる人物の動きは少ないのが特徴です。

14世紀ごろには、ルネサンス美術の時代になり、人物が空間の中で立体感をもって自然に描かれるようになります。

この頃には、遠近法が確立されていたため、より自然に見える構図の絵画が登場するのです。

17世紀には、ルネサンス時代に描かれたリアルな描写に現実感を持たせ、光を使ってドラマチックに構成したバロック美術が広がりました。

ここではオランダの「レンブラント」や「フェルメール」などが有名です。

その後の18世紀にはフランスで始まったロココ美術へと続きます。

この美術は優美で明るい雰囲気が特徴で、貴族や富裕層が描かれ、曲線や装飾的な要素も多いようです。

19世紀には、新古典主義やロマン主義に代表されるように、身近に起きた出来事が臨場感を踏まえて描かれています。

19世紀半ばになると、印象派と呼ばれるフランスで生まれた様式が始まります。

20世紀には、思うままに感情を表現するフォービスムや、1つの対象を様々な視点から描き、それをひとつの作品にしたキュビスムなどが生まれました。

「西洋画」の特徴について

「西洋画」の特徴について

西洋画は、日本画と対比して説明されることが多いでしょう。

日本画では、顔料を膠で溶き、水でのばして用いますが、西洋画では、一般的に油絵具を使います。

油絵具は、粉状の顔料を乾性油で溶き、のり状にしたものです。

描く時はそれを溶き油で溶いて用います。

乾性油はすぐに乾くことはないので油絵具を使って描いた油絵は、乾かすのに時間がかかります。

水彩絵具は、顔料をアラビアゴムと混ぜたもので、描く時には水で溶くので乾くのは早いです。

伝統的といわれる日本画の描き方は、対象物を立体的ではなく平面的に描くので、陰影をつけることはしません。

しかし西洋画の場合の具象表現は、陰影をつけて立体的にしています。

人物の場合は顔や体、髪、洋服のディテールまで事細かにリアルに表現しています。

宗教画など聖書に登場する世界であっても克明に描写されているのです。

西洋画における抽象表現は、カンディンスキーの作品にある、抽象的でありながら有機的な形が描かれているものや、幾何学的な形のみで構成されたモンドリアンの作品や、ジャクソン・ポロックに代表されるようなドリッピングの作品が特徴的となっています。

中には、幾何学的な形なのに具象物にも見える、具象画と区別するのが難しい抽象画も存在しているので、見た目で判断するのではなく、作者の意図を汲む必要があるでしょう。

西洋画ではいろいろな描き方がありますが、印象派の時代には、筆触分割といわれる、対象の色をパレットで混ぜて作るのではなく、原色を点描で置いていき、離れて見た時に色が混じってみえる技法も特徴的です。

「西洋画」の
有名作品一覧

  • レオナルド・ダ・ヴィンチ 「モナ・リザ」
  • ボッティチェリ「プリマヴェーラ(春)」
  • ポール・セザンヌ 「林檎とオレンジ」
  • ジャン・フランソワ・ミレー 「落穂拾い」
  • フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
  • ピカソ「ゲルニカ」
  • スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
  • モネ「日傘の女」
  • ドガ「踊りの花形(エトワール)」
  • ムンク「叫び」
  • ゴーギャン「我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこへ行くのか」
  • ミケランジェロ「アダムの創造」
  • ゴヤ「裸のマハ」
  • モンドリアン「赤、黄、青と黒のコンポジション」
  • マネ「笛を吹く少年」
  • クリムト「接吻」
  • モディリアーニ「裸婦」
  • コロー「真珠の女」
  • マティス「ダンス」
  • ゴッホ「ひまわり」

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