「中国画」について

「絵画」について

絵画の種類の一つとして「中国画」がございます。

このページでは中国画に関する定義や歴史、特徴を解説し、有名作品も取り上げてご紹介していきます。

「中国画」について調べている方は是非参考にしてください。

「中国画」ってどんな絵画?定義は?

「中国画」ってどんな絵画?

中国は、黄河文明の発祥の地としても知られている通り、世界の中でも長い歴史を有する国です。

それだけに、昔から様々な文化が誕生してきたのですが、そのうちの一つに絵画があります。

中国の絵画は、一般的には中国画と呼ばれており、対象となる風景などを複数の視点から見たような描き方をするなど西洋画とは異なる特徴を有しています。

また、伝統的に中国では、詩書画三絶という考え方が社会に根付いており、絵画に加えて、詩作と書道に通じていることが文人にとっての理想とされてきました。

そのため、著名な詩人が絵画の名作を遺していたり、書道家でありながら画家でもあるような人物が数多く存在しているのです。

なお、中国は昔から日本との交流が活発であったため、中国画は日本画にも多大な影響を与えています。

例えば、室町時代に日本国内で流行した水墨画は、中国の山水画の画風を色濃く受け継いでいますし、江戸時代の狩野派が好んで描いた題材のなかには中国画と共通するものが数多く見られます。

「中国画」の歴史をご紹介

「中国画」の歴史をご紹介

中国画の歴史は古く、最古の作品は紀元前4世紀から3世紀にかけて存在した楚の時代に描かれた帛画であると言われています。

この作品には、長いスカートを着用して合掌している女性の姿が、その頭上で格闘している鳳凰と竜の姿とともに、中国画の特徴の一つである細い線を用いて生き生きと描かれています。

その後、漢王朝の時代になると、宮廷内に画院が設けられるようになり、そこでは専門の画家が活躍していました。

隋から漢の時代までの中国画は、鮮やかな色彩を用いて主に人物が描かれていたのですが、宋の時代になると一転して山水画や文人画が盛んとなります。

この文人画というのは、水墨画とも呼ばれているように、主に墨を用いて描かれる絵画です。

前述の通り、中国では、絵画、詩作、書道の3つに通じていることが文人の理想とされていたため、この時代には著名な詩人や書家としても知られる王維や蘇東坡といった人々が、得意の筆を使って文人画も描いているのです。

明時代以降も文人画の画風は長く中国画のなかに残り続けますが、そこから派生した様々な流派がしのぎを削るようになります。

そのなかには、沈周が始祖とされる呉派があり、彼に師事した文徴明などは水墨だけでなく、淡彩を使った鮮やかな画風で知られています。

清時代になると、西洋画が国内に入ってくるようになり、中国画もその影響を色濃く受けることになります。

そのため、この時代の作品には伝統的な中国画と西洋画の画風を組み合わせたようなものが数多く見受けられるのです。

「中国画」の特徴について

「中国画」の特徴について

中国画の特徴の一つは、紙の上に筆と墨を使って描かれているということです。

墨を紙に落とすと滲むのですが、中国画ではこの滲みをうまく使って色の濃淡を表現するという技法が数多く用いられています。

このように、墨の濃淡によって表される色の変化は墨分五色と呼ばれ、水墨画を描く際の基本とされているのです。

また、二つ目の特徴として、書画同源という考え方が存在します。

これはその名の通り、書と絵画の起源は同じであるというもので、いずれも筆、墨、紙を使って、線で様々なものを表現する点が共通すると考えられているのです。

そのため、ほとんどの水墨画家は書も堪能であり、中には清時代に書道家として活躍した呉昌碩が50代になってから水墨画を描き始めて大成したといった事例も見られます。

三つ目の特徴は、絵画の中に詩、書、印が一緒に描かれるという点です。

その背景には、絵画の風景を表す詩文をその絵にあった書体で書き、そこに落款を記して印を押すことによって作品が完成するという考え方があります。

絵、書、印ができる画家は三絶、その三つに加えて詩もできる画家は四絶と呼ばれており、いずれも現代において高い評価を受けています。

例えば、清時代に活躍した鄭板橋は三絶の画家、同時代の呉昌碩は四絶の画家であるとされています。

単に優れた画家が片手間に詩文や書を手掛けるというのではなく、優れた画家が同時に優れた詩人であり、書家でもあるというわけです。

「中国画」の
有名作品一覧

  • ・韓幹:照夜白図
  • ・閻立本:帝王図巻
  • ・董源:龍宿郊民図
  • ・関同:秋山晩翠図
  • ・巨然:層巌叢樹図
  • ・李成:晴巒蕭寺図
  • ・范寛:谿山行旅図
  • ・文同:墨竹図
  • ・米友仁:雲山図
  • ・王詵:煙江畳嶂図巻
  • ・顧閎中:韓熙載夜宴図
  • ・張沢端:清明上河図
  • ・伝黄筌:珍禽図
  • ・張沢端:清明上河図
  • ・李唐:万壑松風図
  • ・徽宗:搗練図
  • ・劉松年:羅漢図
  • ・李迪:楓鷹雉雞図
  • ・趙孟頫:鵲華秋色図
  • ・趙孟頫:鵲華秋色図
  • ・呉鎮:洞庭漁隠図
  • ・周文靖:雪夜訪戴図
  • ・朱端:煙江遠眺図

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